特許
J-GLOBAL ID:200903012267410104

プリント基板収容枠体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014002
公開番号(公開出願番号):特開平9-214152
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 枠体のプリント基板との係合部から半田溶融熱が放散しにくい電磁波シールド用のプリント基板収容枠体を提供する。【解決手段】 プリント基板5を切り欠いて形成された凹部5cの縁部5eと該縁部を掛止する第2傾斜面3bとによってプリント基板5が係合する第2切り起し突起3に、該第2切り起し突起を中心とする周囲近傍の四方向の位置に透孔4を複数設けた。そして、前記透孔4によって第2切り起し突起3の熱伝導に係る熱の放散を抑制するようにしたので、前記第2傾斜面3bとプリント基板5の接地パターン部5dを固着する際は、第2切り起し突起3の半田溶融熱を容易に上昇させて半田付けすることができ、プリント基板5を第2傾斜面3bから取り外す際は、半田盛りされた半田を短時間で溶かすことができる。
請求項(抜粋):
導電部材で形成されて電磁波をシールドする箱状の枠体にプリント基板を収容し、該プリント基板は枠体に係合すると共に該係合部を半田付けによって固着するプリント基板収容枠体において、前記枠体の側壁に、該枠体の内方へ向かってく字状に切り起して突出形成され、該切り起し縁部に前記プリント基板の部品取付け面を当接する第1切り起し突起と、前記第1切り起し突起と直交する方向で且つ前記枠体の内方へ向かってく字状に切り起して突出形成され、この切り起された第2傾斜面に前記プリント基板を切り欠いて形成された凹部の縁部を該第2傾斜面の復帰力に抗して掛止する第2切り起し突起とをそれぞれ複数設け、前記第2切り起し突起を中心とする周囲近傍の四方向の位置には複数の透孔が形成され、且つ該透孔間には該透孔の孔径と略同間隔若しくは孔径より幅狭の熱伝導部が形成され、前記プリント基板は、前記切り起し縁部への当接と前記第2傾斜面への掛止によって挟持された状態で該第2傾斜面に前記縁部が係合し、前記透孔によって第2切り起し突起の熱伝導に係る熱の放散を抑制するようにしたことを特徴とするプリント基板収容枠体。
IPC (2件):
H05K 7/14 ,  H05K 9/00
FI (2件):
H05K 7/14 B ,  H05K 9/00 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-359595
  • 特開平4-359595

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