特許
J-GLOBAL ID:200903012267920846

動力発生装置と電気洗濯機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-051717
公開番号(公開出願番号):特開平11-252976
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 騒音が小さく、スイッチング素子の発熱を抑制して信頼性の高い動力発生装置と電気洗濯機を提供する。【解決手段】 電動機1の3相巻線2にインバータ3を介して3相電力を供給して運転を制御する制御手段8において、電動機1の回転方向を反転させるとき、インバータ3からの電流供給を一旦停止したのち、反対方向運転の導通比の初期値を所定値に設定し、電動機1の回転に同期して入力する割り込み信号発生手段19からの割り込み信号を入力するごとに導通比を順次に高く設定していき、最終的には操作部18が指令した速度指令値になるように導通比を設定する。反転時に速度指令値と実速度との速度誤差に対応した導通比を設定しないので、大電流が流れることがなく、それに伴う急停止、急発進がなく、騒音が低減されるとともに、機械的な過負荷も発生せず、スイッチング素子6u〜7wの発熱も低減される。
請求項(抜粋):
3相巻線を備えた第1の物体と前記3相巻線に流れる電流により前記第1の物体と相互に電磁力を発生する第2の物体とからなる電動機と、前記3相巻線に電力を供給するインバータと、前記インバータを構成するスイッチング素子のオンオフを制御して前記電動機の運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、三角波発生手段と導通比設定手段とを備え、前記三角波発生手段が出力する三角波信号と前記導通比設定手段が出力する信号の瞬時値との比較により前記スイッチング素子の導通比を決定する制御において、前記電動機の運転方向を反転させるとき、前記導通比設定手段により設定する反転方向への導通比の初期値を所定値に設定したのち順次に増加させるように制御する動力発生装置。

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