特許
J-GLOBAL ID:200903012277488179

回線品質測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999002174
公開番号(公開出願番号):WO2000-065793
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】位相領域判定部(102)が、検波部(101)により出力された信号点が、どの位相領域にあるかを判定し、計数部(103)がその位相領域にある出力信号点の数を各位相領域毎にかつ所定期間毎に計数して、加重平均値演算部(105)が加重平均値記憶部(104)に記憶された加重平均値と計数部(103)の計数結果とを用いて新たに加重平均値を演算するとともに、尤度演算部(107)が、位相分布テーブル記憶部(106)に記憶された位相分布テーブルを用いて加重平均値演算部(104)の演算結果である加重平均化された位相分布の尤度を各位相分布モデル毎に演算することにより最尤の位相分布モデルを特定し、特定された位相分布モデルに対応する回線品質の値を伝送路の回線品質の推定値として出力する。
請求項(抜粋):
受信信号を検波・復調する検波手段と、 前記検波手段により出力された出力信号点が、予め設定された異なる複数の位相領域のうち、どの位相領域に該当するかを判定する位相領域判定手段と、 前記位相領域判定手段において前記位相領域に該当する前記出力信号点の数を、各位相領域毎にかつ所定期間毎に計数する計数手段と、 前記計数手段の計数結果を加重平均することで得られた加重平均値を記憶する加重平均値記憶手段と、 実測やシミュレーション、理論計算などにより求めた各位相領域の位相分布確率と回線品質を表す値との関係を示したテーブルを複数の異なる位相分布モデル毎に記憶した位相分布テーブル記憶手段と、 前記位相分布テーブル記憶手段に記憶された位相分布テーブルを用いて、前記加重平均値演算手段において演算された各位相領域毎の加重平均値によって示される受信信号の位相分布の尤度を各位相分布モデル毎に演算することによって、最尤の位相分布モデルを特定し、特定された位相分布モデルに対応する回線品質を、前記受信信号の伝送路の回線品質を表す推定値として出力する尤度演算手段と、 を備えたことを特徴とする回線品質測定装置。
IPC (3件):
H04L 27/18 ,  H04B 7/26 ,  H04B 17/00
FI (3件):
H04L 27/18 A ,  H04B 17/00 D ,  H04B 7/26 K

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