特許
J-GLOBAL ID:200903012283982100

自動車内装部材用ポリプロピレン系樹脂組成物および自動車用内装部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230360
公開番号(公開出願番号):特開平9-071691
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 外観性能、特にウエルド外観が良好で、かつシボ面における光沢度が低く無塗装化が可能で、耐衝撃性、剛性などのバランスの制御が可能であるインストルメントパネル、ドアパネル等の自動車用内装部材を提供する。【解決手段】 (A)昇温分別法において、(イ)30°Cのo-ジクロロベンゼン(ODCB)可溶分,(ロ)30°Cより高く105°C以下のODCB可溶分及び(ハ)105°CのODCB不溶分に分別され、かつ(イ)成分の極限粘度〔η〕が2.0〜10デシリットル/g以上であり、(ハ)成分の緩和時間τが0.01〜0.35秒で、分子量分布指数(PDI)が1〜18であって、(ロ)成分量/〔(ロ)成分量+(ハ)成分量〕重量比が0〜0.20、(イ)成分量/〔(イ)成分量+(ロ)成分量+(ハ)成分量〕重量比が0.03〜0.35である結晶性ポリプロピレン系重合体含有組成物50〜100重量%と、(B)無機充填剤50〜0重量%とからなるポリプロピレン系樹脂組成物を射出成形してなる自動車用内装部材である。
請求項(抜粋):
(A)o-ジクロロベンゼンを用いた昇温分別法において、(イ)30°Cのo-ジクロロベンゼン可溶分、(ロ)30°Cより高く105°C以下のo-ジクロロベンゼン可溶分及び(ハ)105°Cのo-ジクロロベンゼン不溶分に分別することができ、かつ(1)(イ)成分の極限粘度〔η〕(135°C、デカリン中)が2.0〜10デシリットル/gであり、(2)(ハ)成分が、溶融粘弾性測定から得られる角周波数ωが100 /secでの緩和時間τが0.01〜0.35秒であって、溶融粘弾性測定から得られる貯蔵弾性率(G' )が2×102 Paとなるような角周波数をω1 、2×104 Paとなるような角周波数をω2 としたとき、ω2 /10ω1 で表される分子量分布指数(PDI)が1〜18であり、さらに、(3)(ロ)成分量/〔(ロ)成分量+(ハ)成分量〕重量比が0〜0.20であって、及び(4)(イ)成分量/〔(イ)成分量+(ロ)成分量+(ハ)成分量〕重量比が0.03〜0.35である結晶性ポリプロピレン系重合体含有組成物50〜100重量%と、(B)無機充填剤50〜0重量%とからなる自動車内装部材用ポリプロピレン系樹脂組成物。
IPC (5件):
C08L 23/10 KDY ,  B29C 45/00 ,  B60K 37/00 ,  C08K 3/00 ,  B29K 23:00
FI (4件):
C08L 23/10 KDY ,  B29C 45/00 ,  B60K 37/00 A ,  C08K 3/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る