特許

J-GLOBAL ID：200903012285476821

クラッド材を使用した低抵抗器および製造方法

発明者： 斎藤 祐蔵 ,  森山 岳志 ,  田所 昭夫 ,  工藤 敬治 ,  笹森 明広
出願人/特許権者： 株式会社野毛電気工業
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-222625
公開番号（公開出願番号）：特開2006-019669
出願日： 2004年07月01日
公開日（公表日）： 2006年01月19日
要約：

【課題】 電気的特性に優れた低抵抗器および工程数を少なくした安価な製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 低抵抗用合金からなる抵抗体11と高導電性材料からなる金属板とが融着されたフープ状材料にメッキ層を設け、低抵抗器の長手方向の幅にスライスする。一対の電極部12,13を形成するために金属板中央をフープ状材料の長手方向に沿って略平行に連続的に平滑切削し、同時に抵抗値調整を行い、トリミング工程を設けない。次に抵抗体11の上面および下面の切削部に絶縁体を被覆し、低抵抗器の短手方向の幅に連続的に切断する。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

低抵抗用合金からなる抵抗体と高導電性材料からなる金属板を融着した材料、例えばクラッド材に前記高導電性材料からなる金属板側に、半田付け性を向上させるためメッキ層を設け、低抵抗器の長手方向の幅にスライスされた前記フープ状材料を一対の電極部を形成するため、前記フープ状材料のメッキ層からなる金属板側中央を長手方向に沿って略平行に連続的に平滑切削する。前記工程において、前記低抵抗用合金からなる抵抗体の一部まで平滑に切削し、同時に抵抗値調整を行う。抵抗体の上面および下面の切削部を連続的に絶縁体で被覆し、前記低抵抗器の長手方向の幅にスライスされた前記フープ状材料を低抵抗器の短手方向の幅に連続的に切断したことを特徴とした低抵抗器。

IPC (2件)：

H01C 3/00 ,  H01C 17/245

FI (2件)：

H01C3/00 Z ,  H01C17/24 H

Fターム (6件)：

5E032BA25 ,  5E032BB01 ,  5E032CA01 ,  5E032CC03 ,  5E032DA01 ,  5E032DA15