特許
J-GLOBAL ID:200903012288670335

ラケットのフレーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-069917
公開番号(公開出願番号):特開平11-290485
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 ヘッド部が受ける側方向圧力の限度が大きいラケットのフレームを提供する。【解決手段】 ヘッド部を形成する楕円形の主体20は、繊維強化プラスチックにより製作される第一、第二内管22、24および外管26からなる。第一、第二内管22、24は打球面方向に並列であり、主体20内部を分隔する横リブ30を形成する。外管26は第一、第二内管22、24を包覆し、外管26の内側管壁と第一、第二内管22、24の外側管壁とは緊密に貼合わされ、主体20の内部の空間は管腔22a、24aだけである。ガット通し孔28は打球面方向において主体20を貫通する。第一、第二内管22、24の連接個所の横リブ30により側面方向の強度が増し、外管26と第一、第二内管22、24との管壁が緊密に貼合わされるので第一、第二内管22、24の連接個所に応力の集中がない。
請求項(抜粋):
繊維強化プラスチックのラケットのフレームであって、繊維強化プラスチックのプリプレグが多層に重ね置かれて製作される第一、第二内管、外管および複数のガット通し孔を有する主体を備え、前記第一、第二内管が打球面方向に並列であって隣接する管壁が貼合わされることにより、前記主体の内部を分割する横リブが設けられ、前記外管は前記第一、第二内管の外側を完全に被覆し、前記外管の内側管壁と前記第一、第二内管の管壁とは緊密に貼合わされ、前記主体の内部に前記第一、第二内管の管腔が形成され、前記ガット通し孔は打球面方向において前記主体を貫通することを特徴とするラケットのフレーム。

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