特許
J-GLOBAL ID:200903012289134739

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-321479
公開番号(公開出願番号):特開平9-160368
出願日: 1995年12月11日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】現像剤の特性が経時的に変動することによるトナー濃度センサーの制御点のずれによって発生するトナー濃度制御の不適正状態を解消すること。【解決手段】現像能力を初期の現像剤使用時に算出してこれを初期現像能力(A0)とし、この初期現像能力(A0)と、補正基準現像能力(Aref)と、固有現像能力(Amax,Amin)と、から閾値(Amax’,Amin’)を設定し、適時に算出される現像能力(A(n))と前記閾値(Amax’,Amin’)との大小関係を比較し、この比較結果に応じて、トナー濃度の高低を検知する検知手段の検知基準を変更する制御手段を有する。
請求項(抜粋):
像担持体上に相異なる表面電位を有する複数のパターン潜像を作成し、これらの複数のパターン潜像を現像装置により現像してトナー付着量を有するトナーパターンを作成し、前記パターン潜像の表面電位及び現像後の前記トナーパターンのトナー付着量をそれぞれ測定し、これら測定にかかる表面電位及びトナー付着量の組のデータにより直線近似式を得、この直線近似式から現像剤及び現像装置を含めた現像能力を算出し、この現像能力に応じて当該画像形成装置による画像形成時の各種電位の決定を行い画像形成を行うと共に、前記現像能力と、固定値として設定された固有現像能力との大小関係を比較し、この比較結果に応じて、トナー濃度の高低を検知する検知基準を変更するようにした画像形成装置において、前記現像能力を初期の現像剤使用時に算出してこれを初期現像能力とし、この初期現像能力と、補正基準現像能力と、前記固有現像能力と、から閾値を設定し、適時に算出される現像能力と前記閾値との大小関係を比較し、この比較結果に応じて、トナー濃度の高低を検知する検知手段の検知基準を変更する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。

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