特許
J-GLOBAL ID:200903012293884157
メモリ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-252207
公開番号(公開出願番号):特開平8-115263
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 各ファイルに対して割り当てるメモリブロック数を、アクセス内容に応じて動的に変化させるメモリ装置を提供することにある。【構成】 アクセスされたデータのコピーを記憶するためのRAM12に設けられた各メモリブロックに、どのファイルのどの部分のデータが記憶されているか示す管理情報が記憶しておき、新たなデータをメモリに書き込む必要が生じたときには、その管理情報を基に、基準割当数以上のメモリブロックを使用しているファイルのデータの記憶に用いられているメモリブロックを開放して、その開放したメモリブロックに、アクセスされたデータのコピーが保存されるようにメモリ装置を構成する。なお、基準割当数は、ファイル数と掛け合わした値がメモリブロック数を下回るように設定される。
請求項(抜粋):
複数のファイルが記憶される記憶装置と、その記憶装置内のファイルをアクセスする情報処理装置の間に設けられるメモリ装置であって、所定サイズのデータを記憶するための複数個のメモリブロックを備えるメモリと、このメモリ内の各メモリブロックに、どのファイルのどの部分のデータが記憶されているか示す管理情報が記憶される管理情報記憶手段と、前記メモリ内に記憶されているファイル数と基準割当数を掛けた値が、メモリ内に設けられているメモリブロック数を下回るように、基準割当数を設定する設定手段と、前記情報処理装置からデータの読み出し要求があった場合に、前記管理情報を基に、要求されたデータが前記メモリ内に記憶されているか否かを判断する判断手段と、この判断手段によって要求されたデータが前記メモリ内に記憶されていないと判断された場合に、要求されたデータを前記記憶装置から読み出してその読み出し要求に応答するとともに、前記管理情報を基に、前記基準割当数以上のメモリブロックを使用しているファイルのデータの記憶に用いられているメモリブロックを特定し、その特定したブロックに読み出したデータを書き込む第1応答手段と、前記判断手段によって要求されたデータが前記メモリ内に記憶されていると判断された場合に、そのメモリ内に記憶されているデータを前記記憶装置に供給する第2応答手段とを具備することを特徴とするメモリ装置。
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