特許
J-GLOBAL ID:200903012310685457

焼酎蒸留粕の処理方法及び焼酎蒸留粕の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 栫 生長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-316526
公開番号(公開出願番号):特開2008-126187
出願日: 2006年11月24日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】焼酎蒸留粕は、水分が多く、BODが高く、固液分離がやや困難で腐敗し易い特徴があり、生産規模も様々であって、多額な設備投資が困難な中小企業が多いことから、多額の投資を必要とせず、しかも効率的な処理方法と処理装置を開発する。【解決手段】焼酎蒸留粕を、固液分離機で固体分と液体分に分離し、固体分は発酵槽に送って麹菌を加え、減量化と液化をはかるとともに、液体分は貯留槽に送り乳酸菌を加えて腐敗と悪臭の発生を抑え、マイクロバブルを送気して有機物を分解又は浮上分離させ、さらに炭酸カルシウム,木炭,石炭灰及び珪石などの濾過材を通して浄化する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
焼酎蒸留粕を処理する方法であって、 (1)焼酎蒸留粕を、固液分離機で固体分と液体分とに分離する工程と、 (2)分離した固体分を発酵槽に送り、麹菌を加えて発酵させ、固体分の減量化と、液化をはかる工程と、 (3)固液分離機で分離した液体分を貯留槽に送り、乳酸菌を加えた後、マイクロバブルを送気して液体分中の有機物を分解または浮上分離及び沈降分離させる工程と、 (4)発酵槽に残留した固体分を取り出し、肥料として出荷するほか、木質材料を加えて乾燥し燃料として利用し、液体分は原料槽に返送する工程と、 (5)貯留槽で分離した浮上固体は、発酵槽に返送し、残った液体分は第1濾過槽に送る工程と、 (6)第1濾過槽でろ過した液体分を第1マイクロバブル破砕槽に送り、マイクロバブルを送気して、有機物を分解または浮上分離及び沈降分離させ、分離した浮上固体は発酵槽に返送し、残った液体分は第2濾過槽に送る工程と、 (7)第2濾過槽で濾過した液体分は調整槽に入れ、空気を送って有機物を分解または浮上分離及び沈降分離させ、分離した浮上固体は発酵槽に返送し、残った液体分は第3濾過槽に送る工程と、 (8)第3濾過槽を通過した液体分を第2マイクロバブル破砕槽に送り、マイクロバブルを送気して有機物を分解または浮上分離及び沈降分離させ、分離した浮上固体は発酵槽に返送し、残った液体分は、第4濾過槽,最終調整槽及び最終濾過槽を経て放流する工程、 とからなることを特徴とする焼酎蒸留粕の処理方法。
IPC (7件):
C02F 11/04 ,  C02F 11/00 ,  C02F 11/12 ,  C02F 1/74 ,  C02F 1/24 ,  B01D 39/06 ,  B01D 36/00
FI (7件):
C02F11/04 Z ,  C02F11/00 B ,  C02F11/12 C ,  C02F1/74 Z ,  C02F1/24 B ,  B01D39/06 ,  B01D36/00
Fターム (50件):
4D019AA03 ,  4D019BA01 ,  4D019BA03 ,  4D019BA06 ,  4D019BA07 ,  4D019BC08 ,  4D037AA11 ,  4D037AB01 ,  4D037AB02 ,  4D037AB04 ,  4D037BA05 ,  4D037CA02 ,  4D037CA07 ,  4D037CA11 ,  4D050AA12 ,  4D050AB04 ,  4D050AB07 ,  4D050AB11 ,  4D050BB01 ,  4D050BD02 ,  4D050BD06 ,  4D050CA15 ,  4D059AA07 ,  4D059AA30 ,  4D059BA11 ,  4D059BA21 ,  4D059BA22 ,  4D059BA24 ,  4D059BA29 ,  4D059BE00 ,  4D059BE02 ,  4D059CA21 ,  4D059CA28 ,  4D059CC01 ,  4D059CC03 ,  4D059DB02 ,  4D059DB08 ,  4D059DB31 ,  4D066AA02 ,  4D066AA04 ,  4D066AB06 ,  4D066AB10 ,  4H061AA02 ,  4H061AA03 ,  4H061CC45 ,  4H061GG43 ,  4H061GG48 ,  4H061GG49 ,  4H061GG54 ,  4H061GG69
引用特許:
出願人引用 (2件)

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