特許
J-GLOBAL ID:200903012313689984

電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-179421
公開番号(公開出願番号):特開平9-060756
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【解決手段】 電磁弁10の可動子23がコイル18の通電時に第1の復帰ばね22の力に抗して極芯へ向かって運動可能である。可動子は小直径の補助弁35を直接的に、かつ大直径の主弁を間接的に開放せしめる。補助弁及び主弁は、第2の復帰ばね40の力に抗して可動子に対比して制限された行程で運動可能な共通の1つの弁閉鎖体37を有している。補助弁35は弁閉鎖体37の孔55を介して電磁弁の流出側に連通している。電磁弁の通流位置では、弁閉鎖体が第2の復帰ばね40の作用に基づき、補助弁35を遮断する位置に保持されている。【効果】 マスタブレーキシリンダの操作により生じる高い制動圧に抗して開放されると共に比較的大きな流れ横断面を開放する電磁弁が得られ、これにより、高圧ポンプが、特に低温の際に十分に大きな容積流れを吐出すことができる。
請求項(抜粋):
特に自動車のスリップ制御式液圧ブレーキ装置のマスタブレーキシリンダ(11)とポンプ(13)の吸込側との間で延びている吸込導管(14)内に配置するための電磁弁であって、a)第1の復帰ばね(22)の力に抗して極芯へ向かって電磁石により縦方向に運動させられる可動子(23)が設けられており、b)補助閉鎖部材(47)と小さなシール直径を有する補助弁座(46)とから成る補助弁(35)が直接的に可動子(23)により操作可能であり、c)主閉鎖部材(53)と大きなシール直径を有する主弁座(54)とを備えた主弁(36)が間接的に可動子(23)により操作可能であり、d)補助弁(35)と主弁(36)とが、電磁弁(10)の向流側(29)に絞られずに連通した弁室(26)内に配置されており、e)補助弁(35)及び主弁(36)とが、可動子(23)に対比して制限された行程で運動可能な1つの共通の閉鎖体(37)を備えており、f)補助弁(35)が、弁閉鎖体(37)を貫通した少なくとも1つの孔(55)を介して電磁弁(10)の流出側(30)に連通しており、かつ主弁(36)が直に電磁弁(10)の流出側(30)に連通している形式のものにおいて、g)電磁弁(10)が通電時に通流位置を占め、この通流位置で弁閉鎖体(37)が、可動子(23)に少なくとも間接的に係合している第2の復帰ばね(40)の力により補助弁(35)を遮断する位置に保持されていることを特徴とする電磁弁。
IPC (3件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 310 ,  B60T 15/36
FI (3件):
F16K 31/06 305 A ,  F16K 31/06 310 A ,  B60T 15/36 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-275185

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