特許
J-GLOBAL ID:200903012314148618

電気自動車の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-082843
公開番号(公開出願番号):特開平11-262103
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 液圧系統をX配管とした電気自動車において回生制動力単独での全制動力負担をも可能とし、かつ、ブレーキフィーリングを損なうことのない電気自動車の制動装置を提供する。【解決手段】 前輪及び後輪の各輪に対応してフロント弁32及びリア弁33を設け、無効ストロークを個別に詰めた後減圧制御を行うとともに、フロント弁32及びリア弁33と並列に配置された液圧制御弁装置31により回生制動時に液圧を遮断し、かつ、減圧された分を吸収してペダルストロークを確保する。
請求項(抜粋):
マスタシリンダから液圧制動装置へ至る液圧系統が、前輪の一方側の液圧制動装置と後輪の他方側の液圧制動装置とを分岐部を介して接続した第1の液圧系統と、前輪の他方側の液圧制動装置と後輪の一方側の液圧制動装置とを分岐部を介して接続した第2の液圧系統とによって構成され、前輪又は後輪が液圧制動装置による液圧制動とモータによる回生制動とを併用可能とした電気自動車の制動装置において、前記第1の液圧系統及び第2の液圧系統の各々は、前記マスタシリンダと前記分岐部との間に設けられ、ブレーキペダルの操作による回生制動時に回生制動力の制動力負担に対応して前記マスタシリンダからの入力液圧の伝達を遮断する液圧制御弁装置と、前輪側及び後輪側の一方に対応して前記液圧制御弁装置と並列に設けられ、前記マスタシリンダからの入力液圧が、当該一方の液圧制動装置の無効ストロークを詰めるのに相当する第1の値になるまで連通状態を保持する第1の液圧比例弁と、前輪側及び後輪側の他方に対応して前記液圧制御弁装置と並列に設けられ、前記マスタシリンダからの入力液圧が、当該他方の液圧制動装置の無効ストロークを詰めるのに相当する値であって前記第1の値以上の第2の値になるまで連通状態を保持する第2の液圧比例弁と、前記第2の液圧比例弁の出力側と前記分岐部との間に挿入され、当該出力側から当該分岐部への液圧の伝達を阻止する逆止弁とを含むことを特徴とする電気自動車の制動装置。
IPC (2件):
B60L 7/24 ,  B60T 8/00
FI (2件):
B60L 7/24 D ,  B60T 8/00 Z

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