特許
J-GLOBAL ID:200903012314862434

蒸気タービンの防食法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-198095
公開番号(公開出願番号):特開平7-054607
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 蒸気タービンにおいて、特に低圧タービンで、系統水に混入した腐食媒を含む湿り域に発生する腐食環境による低圧タービンの金属構成部材の腐食を防止する防食法を提供する。【構成】 この蒸気タービンの防食法は、火炉1、高圧タービン2、低圧タービン4、復水器5、脱塩塔9、給水ポンプ13等を備えた蒸気タービンにおいて、低圧タービン4の入り側配管に還元剤なる水素を注入し、低圧タービン4の後段落を構成する金属部材の電位をその金属の腐食電位以下に保つものである。
請求項(抜粋):
火炉で給水を加熱して蒸気を発生し、該蒸気により高圧タービンおよび低圧タービンを駆動し、該低圧タービンから排出された蒸気を復水器で海水を用いて凝縮し、該凝縮した水からNaCl等の塩を脱塩塔で除去して浄化し、該浄化した水を給水ポンプによって前記火炉に給水する循環系を有する蒸気タービンの防食法において、前記低圧タービンの入り側配管に還元剤なる水素を注入し、前記低圧タービンの後段落を構成する金属部材の電位を該金属の腐食電位以下に保つことを特徴とする蒸気タービンの防食法。
IPC (2件):
F01D 21/10 ,  F01D 25/00

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