特許
J-GLOBAL ID:200903012315602509

浸透気化モジユール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290148
公開番号(公開出願番号):特開平5-123539
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 低コストで且つシール性の高い浸透気化モジュールを得ること。【構成】 液室11を備えた枠状の液室部材1と、気化ガス室12を備えた枠状の気化ガス室部材2とを、分離膜3を介在せしめた状態で相互に衝合固定するとともに、これら相互間に跨って液通路21と気化ガス通路22とを形成してなる浸透気化モジュールにおいて、上記液室部材1と気化ガス室部材2と分離膜3の三者間に、それぞれパッキン6を介在せしめるとともに、該パッキン6を、上記液通路21及び気化ガス通路22の貫通部分の近傍位置においてはこれをフッソゴム材で構成し、それ以外の部分はこれをフッソ樹脂材で構成する。これにより、パッキン6からの溶出成分による分離液体の汚染が防止しつつ、特に適正な締付力を確保しにくい液通路等の貫通部近傍においては軟質のフッソゴム材によってそのシール性が高度に維持されることになる。
請求項(抜粋):
分離液体と被分離液体との混合液が導入される液室(11)を有する枠状の液室部材(1)と、上記分離液体の気化ガスが吸引導入される気化ガス室(12)を有する枠状の気化ガス室部材(2)とを、これらの間に上記被分離液体を透過させる性状をもつシート状の分離膜(3)を介在せしめた状態で相互に衝合固定するとともに、これら三者間に跨って液通路(21)と気化ガス通路(22)とを形成してなる浸透気化モジュールであって、上記液室部材(1)と気化ガス室部材(2)と分離膜(3)の三者間には、上記液通路(21)及び気化ガス通路(22)の貫通部分の近傍に対応する部位はフッソゴム材で構成され、それ以外の部位はフッソ樹脂材で構成されたパッキン(6)が介在せしめられていることを特徴とする浸透気化モジュール。
IPC (2件):
B01D 61/36 ,  B01D 63/08

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