特許

J-GLOBAL ID：200903012317587990

耐摩耗性のすぐれたFe基焼結合金製バルブシート

発明者： 坂井 正昭
出願人/特許権者： 三菱マテリアル株式会社
代理人 (1件)： 富田 和夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-313380
公開番号（公開出願番号）：特開平11-140608
出願日： 1997年11月14日
公開日（公表日）： 1999年05月25日
要約：

【要約】【課題】 耐摩耗性のすぐれたFe基焼結合金製バルブシートを提供する。【解決手段】 バルブシートが、重量%で、C:0.5〜2%、Si:0.05〜1%、Co:5〜15%、Mo:1〜6%、Cr:1〜6%、Ni:0.5〜2%、Nb:0.05〜1%、CaF2 :1〜15%を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる全体組成、合金鋼の素地に、Co-Mo-Cr系合金からなる高温耐摩耗性Co基合金硬質粒子が5〜20面積%の割合で、CaF2 粒子が3〜45面積%の割合で分散分布した組織、および5〜25%の気孔率をもったFe基焼結合金からなり、さらに必要に応じてこれに銅または銅合金、あるいは鉛または鉛合金を溶浸したものからなる。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.5〜2%、 Si:0.05〜1%、Co:5〜15%、 Mo:1〜6%、Cr:1〜6%、 Ni:0.5〜2%、Nb:0.05〜1%、弗化カルシウム:1〜15%、を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる全体組成、合金鋼の素地に、光学顕微鏡組織写真で観察して、それぞれCo-Mo-Cr系合金からなる高温耐摩耗性Co基合金硬質粒子が5〜20面積%の割合で、弗化カルシウム粒子が3〜45面積%の割合で分散分布した組織、および5〜25%の気孔率、を有するFe基焼結合金で構成したことを特徴とする耐摩耗性のすぐれたFe基焼結合金製バルブシート。

IPC (4件)：

C22C 38/00 304 ,  C22C 38/30 ,  F01L 3/02 ,  C22C 33/02

FI (4件)：

C22C 38/00 304 ,  C22C 38/30 ,  F01L 3/02 F ,  C22C 33/02 B

引用特許：

審査官引用 (7件)

• 特開平2-163351
  
• 特開平2-163350
  
• 耐摩耗性焼結合金およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-085626   出願人：日産自動車株式会社, 日立粉末冶金株式会社
• 特開昭63-290245
  
• 内燃機関用バルブシート
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-069319   出願人：日本ピストンリング株式会社, 本田技研工業株式会社
• バルブシート用耐摩耗性鉄系焼結合金
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-274891   出願人：住友電気工業株式会社
• バルブシート用焼結合金
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-013249   出願人：帝国ピストンリング株式会社