特許
J-GLOBAL ID:200903012319573430

結晶性ポリプロピレン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-018856
公開番号(公開出願番号):特開平8-188614
出願日: 1995年01月12日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 特定の触媒を用いることによる結晶性の向上によって、剛性、耐熱性が向上し、高硬度であり、そして、疲労特性、耐摩耗性、寸法安定性、耐薬品性、成形性などにも優れた新規なプロピレン単独重合体を提供する。【要約】(A)金属酸化物、マグネシウム、チタン、ハロゲン、及び電子供与性化合物を必須成分とする固体成分を、(B)有機アルミニウム化合物、及び(C)特定の一般式で示される有機ケイ素化合物の存在下、(D)オレフィンと接触させてなるα- オレフィン重合用触媒成分、を用いてプロピレンを重合してなるポリプロピレンであって、ASTM D-1238に従って測定したメルトフローレート(MFR)が0.01〜1,000の範囲にあり、昇温分別測定から求められる溶出ピーク温度(Tp)とMFRとがTp≧119.49-0.2591logMFRなる関係を満足する結晶性ポリプロピレン。
請求項(抜粋):
(A)金属酸化物、マグネシウム、チタン、ハロゲン、及び電子供与性化合物を必須成分とする固体成分を、(B)有機アルミニウム化合物及び(C)下記一般式で示される有機ケイ素化合物の存在下、【化1】R1 Si(OR2 )x (OR3 )y〔但し、R1 は炭素数5〜7個の脂環式炭化水素基、R2 は2-エトキシエチル基若しくは2-メチル-3-ブチン-2-イル基、R3 はメチル基若しくはエチル基であり、xは1若しくは2、yは1若しくは2、x+y=3である。〕(D)オレフィンと接触させてなるα-オレフィン重合用触媒成分、を用いてプロピレンを重合してなるポリプロピレンであって、ASTM D-1238に従って測定したメルトフローレート(MFR)が0.01〜1,000の範囲であり、昇温分別測定から求められる溶出ピーク温度(Tp)とMFRとがTp≧119.49-0.2591logMFRなる関係を満足することを特徴とする結晶性ポリプロピレン。
IPC (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F110/06

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