特許
J-GLOBAL ID:200903012327769026

マンガン亜鉛系フェライトコア及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三澤 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-021191
公開番号(公開出願番号):特開平7-230909
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 高透磁率,低損失及び高抵抗を有するマンガン亜鉛系フェライトコア及びその製造方法を提供する。【構成】 このコアは、45乃至48.6モル%のFe<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Fe<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>との和が略50モル%となるモル比のMn<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、28乃至50モル%のMnO及び残部のZnOからなる主成分と、SiO<SB>2 </SB>及びCaOを含む0.01乃至0.5重量%の副成分とを有する材料からなり、Fe<SP>2+</SP>を1モル%以下(0モル%を除く)としたものである。Fe<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB><50モル%でありながらFe<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>とMn<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>との和を略50モル%とすることにより、完全なスピネル構造を採れ、磁気特性上有利となる。焼成条件の選定により、焼成過程でFe<SP>2+</SP>の生成が少なくなり、Fe<SP>2+</SP>の代わりにFe<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>の不足分を補うMn成分のMn<SP>3+</SP>が生成され、結果的にFe<SP>2+</SP>の生成が抑制される。SiO<SB>2 </SB>及びCaOの粒界高抵抗相を導入することにより、高抵抗化を進めることができる。
請求項(抜粋):
45乃至48.6モル%のFe2 O3 、Fe2 O3 との和が略50モル%となるモル比のMn2 O3 、28乃至50モル%のMnO及び残部のZnOからなる主成分と、SiO2 及びCaOを含む0.01乃至0.5重量%の副成分とを有する材料からなり、Fe2+を1モル%以下(0モル%を除く)としたことを特徴とするマンガン亜鉛系フェライトコア。
IPC (4件):
H01F 1/34 ,  C01G 49/00 ,  C04B 35/38 ,  H01F 41/02
FI (2件):
H01F 1/34 B ,  C04B 35/38 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-177807
  • 特公昭35-002134

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