特許
J-GLOBAL ID:200903012335110920

ダイオキシン分析装置及び分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-020655
公開番号(公開出願番号):特開平11-218522
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 焼却炉において生成する有害物質であるダイオキシン及びその誘導体の分析装置及び分析方法を提供する。【解決手段】 焼却炉から排出又は浮遊する灰に混在するダイオキシン類を低沸点の溶媒に抽出する抽出手段と、その抽出溶媒10の一部を分取し、その内部に不活性ガスボンベ11からのヘリウムガス(He)を導入するステンレス製のバブリング容器12と、バブリングによってヘリウムガスに随伴されたダイオキシン類をスリットノズルを介して真空チャンバ13中に噴出させて超音速ジェットを形成する噴出手段14と、噴出された超音速ジェット流中にYAGレーザ15にて励起された色素レーザ光16を集光レンズ17を介して真空チャンバー13内に照射し、共鳴増感イオン化過程にて分子イオン18を形成するレーザ照射手段19と、生成した分子イオン18のダイオキシン類の分析を行う飛行時間型質量分析装置20とを備えてなるものである。
請求項(抜粋):
焼却炉の灰に混在するダイオキシン及びその誘導体を低沸点の溶媒に抽出し、ダイオキシン及びその誘導体を含む溶液を調製し、その抽出溶液に不活性ガスを導入し、バブリングさせて溶液の一部をパルスノズルに搬送し、真空チャンバ中に噴出させることで超音速ジェット流を形成し、該ジェット流にレーザ光を照射し、該レーザ光による共鳴増感イオン化過程により分子イオンを形成し、生成した分子イオンを飛行時間型質量分析装置を用いて、ダイオキシン及びその誘導体の分析を行うことを特徴とするダイオキシン分析方法。
IPC (4件):
G01N 27/62 ,  H01J 49/04 ,  H01J 49/10 ,  H01J 49/40
FI (6件):
G01N 27/62 V ,  G01N 27/62 F ,  G01N 27/62 K ,  H01J 49/04 ,  H01J 49/10 ,  H01J 49/40

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