特許
J-GLOBAL ID:200903012335931975

サーボディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-016716
公開番号(公開出願番号):特開平7-224866
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】本発明はサーボディスクブレーキに関し、ロータの前進方向及び後進方向の双方においてセルフサーボが働くよう構成することを目的とする。【構成】ロータ27を挟んだ両側位置に離間配設された2個のピン24,25 と、この2個のピン24,35 に夫々係合する長孔31〜34が形成されたアーム22,23 とを設けており、アーム22,23 に配設されたパッド35,36 とロータ27との間に作用する摩擦力F1,F2 の方向に応じて、摩擦力がX1方向に働いている場合にはアーム22,23もX1方向に変位し、アーム22がピン25を中心として揺動すると共にアーム23がピン24を中心として揺動するよう構成する。また、摩擦力がX2方向に働いている場合にはアーム22,23 もX2方向に変位し、アーム22がピン24を中心として揺動すると共にアーム23がピン25を中心として揺動するよう構成する。
請求項(抜粋):
ロータを挟んで配設された一対のパッドと、該パッドを該ロータに押圧する押圧機構と、該ロータを挟んだ両側位置に離間配設された2個のピンと、少なくとも一方の該パッドと該押圧機構による押圧力が印加される押圧力印加位置との間に配設されると共に、該2個のピンに夫々係合する一対の長孔が形成されたアームとを設けており、該パッドと該ロータとの間に作用する摩擦力の方向に応じて、該摩擦力が一の方向に働いている場合には、該アームが該一の方向に変位し、該2個のピンの内いずれか一のピンと該長孔の端部とが係合する一の係合位置を中心として該アームが揺動し、該摩擦力が他の方向に働いている場合には、該アームが該他の方向に変位し、該一のピンと異なる他のピンと該長孔の端部とが係合する他の係合位置を中心として該アームが揺動するよう構成すると共に、上記揺動によるモーメントが該パッドを該ロータに押圧するよう該ピンと該長孔との関係を設定したことを特徴とするサーボディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 55/224 103 ,  F16D 55/14

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