特許

J-GLOBAL ID：200903012337075685

燃料噴射ノズル

発明者： 河村 英男 ,  鈴木 省伍 ,  北 英紀 ,  関山 惠夫 ,  行岡 雅洋
出願人/特許権者： いすゞ自動車株式会社
代理人 (1件)： 尾仲 一宗
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-073076
公開番号（公開出願番号）：特開平5-240127
出願日： 1992年02月26日
公開日（公表日）： 1993年09月17日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、金属製ノズル本体とセラミックス製ノズルチップとを接合し、接合強度を確保して特定温度(200°C)付近での劣化を防止し、水に対して安定した燃料噴射ノズルを提供する。【構成】 本発明は、針弁2が挿入される穴部9を形成し且つ針弁2の弁シートを有するノズル本体1をSCM420の金属材料で製作する。また、噴孔4を形成したノズルチップ3を200°C付近で劣化することがなく、水に対して安定しているマグネシア部分安定化ジルコニアセラミックスで製作する。ノズル本体1とノズルチップ3とをろう材を用いて接合部7で接合する。ノズルチップ3を低熱伝導率に形成でき、また、ノズル本体1とノズルチップ3との熱膨張係数差を小さくでき、熱応力を低減して接合強度を維持することができる。

請求項（抜粋）：

燃料流路及び針弁が挿入される穴部を有するノズル本体と該ノズル本体と一体構造に接合し且つ噴孔を形成したノズルチップとから成る燃料噴射ノズルにおいて、前記ノズル本体を金属で製作すると共に前記ノズル本体に前記針弁の弁シートを形成し、前記ノズルチップをマグネシア部分安定化ジルコニアセラミックスで製作したことを特徴とする燃料噴射ノズル。

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭63-094073
  
• 特開昭63-080066