特許
J-GLOBAL ID:200903012341487963

燃焼器用のスワールミキサー及び燃焼器において燃料と空気を燃焼させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-177855
公開番号(公開出願番号):特開平7-055148
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンエンジンからの煙の発生を低減でき、さらにそれの再点火の安定性を高めることのできるガスタービンエンジンの燃焼器用のスワールミキサーを提供する。【構成】 燃料/空気ミキサー10は、第1ダクト20と第1ダクト20から半径方向に外側に位置する環状の第2及び第3ダクト22,24を含む混合用ダクト12を有する。各々のダクト20,22,24は空気取り入れ用入口28,34,40及び該入口に隣接するスワール羽根50,58,62を有する。第1ダクト20の出口30は、完全に第2ダクト22の中に位置する。ダクト20,22,24の中の気流のスワール角度はそれぞれ適切に調整されて明らかに異なる値を有する。それによって、ガスタービンの煙の発生が低減でき、さらに再点火の安定性を高めることができる。
請求項(抜粋):
ガスタービンエンジンにおける燃焼の前に燃料と空気を混合するための燃料/空気ミキサーであって、長手方向の軸、前記燃料及び空気を受け取るための上流端及び前記混合した燃料及び空気を排出するための下流端を有する混合用ダクトを含む燃焼器用のスワールミキサーにおいて、円形断面を有し第1通路を規定する第1ダクトであって、前記第1通路が前記空気を前記第1通路に導くための第1入口と前記空気を前記第1通路から排出させるための第1出口を有するところの前記第1ダクトと、前記第1ダクトと同軸上にある第2ダクトであって、前記第2ダクトは前記第1ダクトから半径方向に外側に離間し、前記第1及び第2ダクトの間に第2通路が規定されており、前記第2通路が前記空気を前記第2通路に導くための第2入口と前記空気を前記第2通路から排出させるための第2出口を有するところの前記第2ダクトと、前記第2ダクトと同軸上にある第3ダクトであって、前記第3ダクトは前記第2ダクトから半径方向に外側に離間し、前記第2及び第3ダクトの間に第3通路が規定されており、前記第3通路が前記空気を前記第3通路に導くための第3入口と前記空気を前記第3通路から排出させるための第3出口を有するところの前記第3ダクトと、燃料を前記第1通路に導入するために前記混合用ダクトの一端に固定された燃料ノズルと、前記第1入口を通って前記第1通路に入る空気に第1スワール角度を与える手段と、前記第2入口を通って前記第2通路に入る空気に第2スワール角度を与える手段と、前記第3入口を通って前記第3通路に入る空気に第3スワール角度を与える手段を含む前記混合用ダクトであって、前記第1及び第2通路を通る空気の合計はコア空気マスフローを規定し、前記第1ダクトは前記第2ダクトに注ぎ、これによって前記第1及び第2ダクトからの空気の流れの合流部が生じることを特徴とする燃焼器用のスワールミキサー。
IPC (2件):
F23R 3/30 ,  F23R 3/14
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭49-105016
  • 特開昭59-035724
  • 特開昭50-076424
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-105016
  • 特開昭59-035724

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