特許
J-GLOBAL ID:200903012349270939

静電モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-163221
公開番号(公開出願番号):特開平8-009662
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 電磁波-電気変換素子が発電したエネルギーを有効に利用してトルクを大きくした静電モータを提供する。【構成】 回転自由に設け、電気的に分割された複数の光電変換素子21、22をそなえた回転子2と、回転子2に近接して配置した駆動電極4を設け、光電変換素子に順次電磁波を照射して、駆動電極4との静電吸引力あるいは反発力により回転子2を回転させる静電モータにおいて、回転子2と同軸に電極板5、6を設け、各電極板に回転子の光電変換素子と同数の極51、52および61、62をそなえ、一方の電極板5の極をそれぞれ光電変換素子のp型に、他方の電極板6の極をそれぞれn型に接続し、電極板相互間に電極板の電界との相互作用で吸引力または反発力を生じる誘電体で形成した固定子9を配置し、電極板に生じるトルクを回転子のトルクに重畳させる。
請求項(抜粋):
回転自由に設けた半導体基板からなる回転子が、複数の領域に電気的に分割された光電変換素子をそなえ、光電変換素子に電磁波を照射して前記基板に近接して配置した駆動電極との間に生じる静電吸引力あるいは反発力により回転子を回転させる静電モータにおいて、回転子と同軸に、回転子の領域と同数に分割した極を有する対の電極板をそなえ、一方の電極板のそれぞれの極を対応する領域の光電変換素子のp型に、他方の電極板のそれぞれの極をn型に電気的に接続し、電極板相互間に電極板の電界との相互作用で吸引力または反発力を生じる誘電体で形成した固定子を配置したことを特徴とする静電モータ。

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