特許
J-GLOBAL ID:200903012351206555
電動機の速度検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-052994
公開番号(公開出願番号):特開平5-260777
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 負荷トルク推定オブザーバの速度推定部を利用して加減速トルクに見合った速度予測を行う。【構成】 負荷トルク推定オブザーバ30のトルク指令τM*とトルク推定値τLIとの差の前回値に機械時定数TM*と速度制御周期TSで決定される速度変化率TS/TM*を乗算した乗算部33の出力に、検出遅れ補償回路40においての検出速度平均値の速度検出の中間時点から次回の速度制御までの時間TYと速度制御周期TSとの比TY/TSを乗算して検出遅れ補償データ△NCを算出し、同期形速度検出回路からの今回の速度検出平均値NAに加算して次回の速度制御周期時点での速度NEを予測する。
請求項(抜粋):
電動機制御回路のトルク指令及び速度検出信号が入力し外乱トルク推定値を速度アンプの出力に加え最小次元の負荷トルク推定オブザーバを備えた電動機の制御系において、速度検出回路を同期形速度検出回路とすると共に、前記オブザーバのトルク指令とトルク推定値との差の前回値に機械時定数TM*と速度制御周期TSで決定される速度変化率データTS/TM*を乗算する乗算部の出力が入力する検出遅れ補償回路を設け、前記オブザーバの乗算部の出力に今回の検出速度平均値の速度検出の中間時点から次回の速度制御周期までの時間TYと速度制御周期TSとの比TY/TSを乗算して検出遅れ補償データを算出し、この補償データを同期形速度検出回路から出力される今回の速度検出平均値に加算し、次回の速度制御周期時点での速度を予測した速度検出信号を得ることを特徴とした電動機の速度検出方法。
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