特許
J-GLOBAL ID:200903012355064607
厚さまたは音速の測定方法および測定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-218350
公開番号(公開出願番号):特開平9-061145
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 厚さまたは音速などの測定方法および測定装置において、厚さと音速の双方の値が不明な場合にも、これらの値を精度良く求める。【解決手段】 一対の超音波送受波器S1,S2の間隔が小さく配置された場合と、大きく配置された場合に、それぞれ伝搬時間を測定し、仮想された音速データをもとに媒体の厚さを求める場合には間隔の小さい場合の伝搬時間を用いて厚さを算出し、求めた厚さをもとに音速を求める場合には間隔が大きい場合の伝搬時間を用いて音速を算出し、これらの演算を交互に繰り返すことにより厚さおよび音速を求めるようにした。
請求項(抜粋):
一対の超音波送受波器を用いて一方の超音波送受波器で媒体に対して超音波を送信し他方の超音波送受波器で反射波を受信して媒体の厚さまたは音速を測定する測定方法において、前記超音波送受波器の間隔が小さく配置された場合と、これより間隔が大きく配置された場合とで、それぞれ伝搬時間を測定し、仮想された音速データをもとに媒体の厚さまたは音速を求める場合には、まず間隔の小さい場合に測定された伝搬時間t1を用いて厚さを算出し、次に今求めた厚さと間隔が大きい場合に測定された伝搬時間t2を用いて音速を算出し、次の今新しく求めた音速とt1を用いて厚さを算出し直し、また再度新しく求めた厚さとt2を用いて音速を算出し直すというように、新しく算出された厚さまたは音速が一つ前の回に算出された値と近くなるまでこれらの演算を交互に繰り返すことにより、厚さまたは音速を求め、仮想された厚さデータをもとに媒体の厚さまたは音速を求める場合には、まずt2を用いて音速を算出し、次に今求めた音速とt1を用いて厚さを算出し、次に今新しく求めた厚さとt2を用いて音速を算出し直し、また再度新しく求めた音速とt1を用いて厚さを算出し直すというように、新しく算出された厚さまたは音速が一つ前の回に算出された値と近くなるまでこれらの演算を交互に繰り返すことにより、厚さまたは音速を求めることを特徴とする厚さまたは音速を測定する測定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01B 17/02 Z
, G01N 29/18
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