特許
J-GLOBAL ID:200903012358610335

回転電機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-030464
公開番号(公開出願番号):特開平6-245418
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】【構成】ギャップ損失の増大を防止可能なカバーを備える回転電機の回転子を提供する。【構成】回転子のロータコア61の外周面には、強磁性体からなる磁極領域(図4では永久磁石)62と非磁性領域である非磁極領域(図4では溝部)62aとが回転方向に交互に形成されている。磁極領域62の表面に密着しつつ磁極領域62及び非磁極領域62aを囲包するカバー7は、磁極領域62に密接する強磁性の磁極領域囲覆部71と、非磁性領域62aを囲包する非磁性の非磁極領域囲覆部72とを備え、両囲覆部71、72は、例えば冷間加工により強磁性体化したオーステナイト系ステンレス鋼の非磁極領域囲覆部72の部分をレーザーなどで局所加熱して作成される。
請求項(抜粋):
強磁性体からなる磁極領域と非磁性領域である非磁極領域とが回転方向に交互に形成されてステータコアの磁極面に回転可能に対向するロータコアと、前記磁極領域の表面に密着しつつ前記磁極領域及び非磁極領域を囲包するカバーとを備える回転電機の回転子において、前記カバーは、前記磁極領域に密接する強磁性の磁極領域囲覆部と、前記非磁極領域を囲包する非磁性の非磁極領域囲覆部とからなり、前記両囲覆部は結晶構造が異なる同一素材からなることを特徴とする回転電機の回転子。

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