特許
J-GLOBAL ID:200903012361860130

逆浸透による造水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173345
公開番号(公開出願番号):特開平6-015270
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 簡単な操作で、逆浸透膜装置を休止させずに生産水回収率をほぼ一定に保つ。【構成】 4つの逆浸透膜装置12a〜12dを用いて生産水を得る装置。各逆浸透膜装置における生産水回収率の低い低水温時には、弁34,38のみを閉じることにより、高圧ポンプ10で圧送した原料水を全逆浸透膜装置12a〜12dに分配する。各逆浸透膜装置における生産水回収率が高まる高水温時には、弁22c,14d,26cのみを閉じることにより、切換下流側逆浸透膜装置12dへの原料水の直接供給を止め、切換上流側逆浸透膜装置12cからの生産水を二次供給通路22を通じて切換下流側逆浸透膜装置12dに供給する。
請求項(抜粋):
溶質を含む原料水を逆浸透膜に通して上記溶質の濃度を低下させた生産水を製造するための造水装置において、逆浸透膜を有する複数の逆浸透膜装置と、各逆浸透膜装置に個別に原料水を供給するための原料水供給通路と、各逆浸透膜装置に原料水を圧送する圧送手段と、各逆浸透膜装置の逆浸透膜を透過した水を生産水導出部に導くための生産水導出通路と、各逆浸透膜装置における逆浸透膜を透過しなかった水を濃縮水導出部に導く濃縮水導出通路とを備えるとともに、上記逆浸透膜装置のうちの一部を切換下流側逆浸透膜装置とし、この切換逆浸透膜装置以外の少なくとも一つの逆浸透膜装置を切換上流側逆浸透膜装置とし、この切換上流側逆浸透膜装置の逆浸透膜を透過した水を上記切換下流側逆浸透膜装置に供給するための二次供給通路と、全ての逆浸透膜装置に上記原料水供給通路を通じて原料水が導入されてその逆浸透膜を透過した水が上記生産水導出通路を通じて上記生産水導出部に流れる全分配状態と上記切換下流側逆浸透膜装置以外の逆浸透膜装置にのみ原料水供給通路を通じて原料水が導入されて切換上流側逆浸透膜装置の逆浸透膜を透過した水が上記二次供給通路を通じて上記切換下流側逆浸透膜装置に供給される一部直列状態とに通路切換を行う供給通路切換手段とを備えたことを特徴とする逆浸透による造水装置。
IPC (3件):
C02F 1/44 ,  B01D 61/08 ,  B01D 61/12

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