特許
J-GLOBAL ID:200903012367871729

2つのカーカス半補強体を使用したタイヤ用カーカス補強体の製造方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-321016
公開番号(公開出願番号):特開平10-156967
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 必要とされる機械強度および耐久性を有する単一のフィラメントから各々が製造される最頂部で連結された2つの対称要素よりなる新規なカーカス補強体を提供することを目的とする。【解決手段】 ビードワイヤ8のまわりに巻かれた単一のフィラメントからタイヤカーカス半補強体を製造する機械は、作動シリンダ10により作動されて上記ビードワイヤ8を所定位置に保持することができるビードワイヤホルダ11と、製造すべきタイヤに含まれるカーカスフィラメントのアーチの半分の数のフック15を有するリング14とを備え、上記リングは上記ビードワイヤから所定距離を隔てて保持される。機械はまた、ビードワイヤの中央空間において移動され、且つビードワイヤに巻かれたフィラメントのリールを備えており、その経路はリングの平面を横切り、その半径方向内側を通っている。更に、機械はフィラメントをフック15の各々に掛けるための機構16を備えている。
請求項(抜粋):
ビードワイヤのまわりに巻かれた単一のフィラメントからタイヤカーカス半補強体を製造する方法において、上記タイヤビードワイヤを保持し、リングを上記ビードワイヤとほぼ同軸であるように上記ビードワイヤから所定距離隔てて位置決めし、上記ビードワイヤおよび上記リングの平面はおおよそ平行であり、上記リングは製造すべきタイヤに含まれるカーカスフィラメントのアーチと同じ数の半フックを有しており、上記フィラメントを案内する機能を果たす上記フィラメントを敷設するための手段を使用して上記フィラメントを上記フックに掛けて、2本のストランドがビードワイヤに向けて差し向けられてそれに巻かれたループを形成し、ストランドの各々はビードワイヤのまわりに巻いた後隣接フックまで延び、上記タイヤの内部キャビティの形状をおおよそ構成する支持体を位置決めして上記ビードワイヤが最終的に上記支持体のそばに位置するようにし、上記支持体はビードワイヤに対して上記リングと反対側で位置決めされ、上記ループをフックから取外して支持体上へ移送することを特徴とするタイヤカーカス半補強体を製造する方法。
IPC (3件):
B29D 30/34 ,  B60C 9/02 ,  B60C 9/08
FI (4件):
B29D 30/34 ,  B60C 9/02 C ,  B60C 9/08 J ,  B60C 9/08 L

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