特許
J-GLOBAL ID:200903012368783688

自由表面を有する液体のシミュレーションの実行方法及びそれを用いた塗布方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178894
公開番号(公開出願番号):特開平10-015479
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 塗布液などの液体が自由表面を有するように非連続体的に吐出や移動がされる場合への自由度高く適用可能なシミュレーションモデルを構築し、広く塗布技術一般に応用可能なシミュレーションの実行方法を創出することを目的とする。【解決手段】 本発明は、初期値設定工程12で自由表面を有する液体中に相対位置が可変の所定数の微小領域を設定するモデル化を行い、計算工程14で微小領域の相対位置に対応させてその微小領域が受ける相互作用を数値的に求め所定時間後の微小領域の新たな相対位置を算出し、自由表面を有する液体の形状変化などをシミュレーションし、出力工程17で出力きるようにした構成を有する。
請求項(抜粋):
自由表面を有する仮想的な液体を用意する工程と、前記液体に関する初期値を含む初期値を設定する初期値設定工程と、前記液体中に相対位置が可変の所定数の微小領域を設定する微小領域設定工程と、前記微小領域の相対位置に対応させて前記微小領域ごとに前記微小領域が他の微小領域から受ける相互作用を求め前記相互作用の和をとって前記微小領域が受ける相互作用とし、前記微小領域設定工程で設定された微小領域の全部についてそれらが受ける相互作用を求める相互作用算出工程と、前記相互作用算出工程で求めた相互作用に基づき前記微小領域の各々について所定時間が経過した後の新たな相対位置を求める相対位置算出工程と、前記相対位置算出工程で求めた前記微小領域の各々の新たな相対位置を記憶する記憶工程と、前記記憶工程で記憶された前記微小領域の各々の新たな相対位置に基づき前記自由表面を有する液体の形状を形成する液体形成工程とを有する自由表面を有する液体のシミュレーションの実行方法。
IPC (2件):
B05D 3/00 ,  G06F 17/00
FI (2件):
B05D 3/00 D ,  G06F 15/20 D

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