特許
J-GLOBAL ID:200903012388224430

蒸気タービン静翼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082483
公開番号(公開出願番号):特開平8-284607
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、蒸気タービンの低圧段に設置される長大静翼の振動抑制をすることのできる蒸気タービン静翼を提供することを目的とする。従来、低圧段に設置される長大静翼は、長大化されるが故に剛性が低下し、さらに、静翼の支持がタービン翼根、およびシュラウドとの剛体結合であるため、減衰効果が全んど期待できないため、蒸気力による加振で破損する恐れがあった。【構成】 本発明は、長大静翼2を外周側の翼根リング1と内周側のシュラウドで支持することに加え、シュラウドを、長大静翼の内周側に固着する第1のシュラウド3と、第1のシュラウド3と弾性体を介装して連結する第2のシュラウド4で構成し、長大静翼2を弾性体5の上で固着することにより、減衰力を高めるようにした。これにより、蒸気力の加振力により長大静翼2が振動を起しても、大きな振動とはならず破損に至るような事態が回避できる。
請求項(抜粋):
外周端が翼根リングに固定され、内周端がシュラウドに固定され、蒸気タービンの低圧段に設置された長大静翼を具える蒸気タービン静翼において、前記シュラウドを前記長大静翼の内周端に固着する第1のシュラウドと、前記第1のシュラウドと弾性体を介装して結合された第2のシュラウドで構成したことを特徴とする蒸気タービン静翼。
IPC (2件):
F01D 9/02 104 ,  F01D 9/04
FI (2件):
F01D 9/02 104 ,  F01D 9/04

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