特許
J-GLOBAL ID:200903012399748570

エアバッグカバーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-154911
公開番号(公開出願番号):特開平9-002189
出願日: 1995年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 芯材表面に配置された三層構造の装飾シートの薄い外皮層に、破断予定部の薄肉部を形成することとなっても、歩留りと外観の低下を抑えて、容易に製造することができるエアバッグカバーの製造方法を提供すること。【構成】 エアバッグカバー10は、加熱軟化させて真空成形により所定形状に賦形される三層構造の装飾シート12と、装飾シート12をインサートとして射出成形で形成される芯材11と、から構成される。装飾シート12の外皮層13には、エアバッグの膨張時に破断する破断予定部としての薄肉部16eが形成される。薄肉部16eは、装飾シート12の真空成形時、真空成形型21の型面21aに設けた凸部21bを利用し、外皮層13の破断予定部の部位に沿って、表面側から裏面側に湾曲する断面略V字状の湾曲部16dを形成し、湾曲部16の押し伸ばされた中央に、形成する。
請求項(抜粋):
加熱軟化させて真空成形により所定形状に賦形される装飾シートと、該装飾シートをインサートとして射出成形で形成される芯材と、から構成され、前記装飾シートが、表面側の外皮層と、該外皮層の裏面側に配置される発泡層と、該発泡層の裏面側に配置されて前記芯材の射出成形時における前記外皮層・発泡層の保護用のバリア層と、を備えて構成され、前記装飾シートの外皮層に、エアバッグの膨張時に破断する破断予定部としての薄肉部が形成されているエアバッグカバーの製造方法であって、前記装飾シートの真空成形時、真空成形型の型面に設けた凸部を利用し、前記外皮層の破断予定部の部位に沿って、表面側から裏面側に湾曲する断面略V字状の湾曲部を形成し、該湾曲部の押し伸ばされた中央に、前記薄肉部を形成することを特徴とするエアバッグカバーの製造方法。
IPC (2件):
B60R 21/20 ,  B60N 3/00
FI (2件):
B60R 21/20 ,  B60N 3/00 Z

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