特許
J-GLOBAL ID:200903012403239724

岩盤の露出した法面用の緑化植生基盤材及びその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木幡 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-241582
公開番号(公開出願番号):特開2006-057358
出願日: 2004年08月20日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【課題】 岩盤質で傾斜が急な法面であっても吹き付け定着ができ、かつ定着させた客土に植物を生育させることができ、吹き付けの際に基盤材がホース内や吹き付け装置の内部に付着残留せず、法面に保持させるための添加材やラス網を必要としないこと。【解決手段】 含水率40〜50%とした浄水発生土の解砕物と有機質肥料との混合物である第1材に、法面等に吹き付ける際に添加混合する保水材及び植物種子からなる第2材とで構成し、対象法面の岩質及び法勾配に応じて、浄水発生土の解砕物:有機質肥料:保水材及び植物種子=50〜80容量部:10〜45容量部:5〜10容量部に配合し、混合物の水分割合を45〜52%に調整した緑化植生基盤材を、吹き付け装置を用いて法面に3〜8cm程度の厚さに吹付け植生層を形成する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
含水率40〜50%に脱水乾燥した浄水発生土の解砕物及び有機質肥料の混合物からなる第1材と、法面等に吹き付ける時に、該第1材に添加混合する保水材及び植物種子からなる第2材とで構成し、 吹き付け対象の法面が軟岩面で、法勾配が40〜45度の場合は、 脱水した浄水発生土の解砕物:有機質肥料:保水材及び植物種子=50〜60容量部:30〜45容量部:5〜10容量部に配合し、 吹き付け対象の法面が中硬岩面で、法勾配が45〜50度の場合は、 脱水した浄水発生土の解砕物:有機質肥料:保水材及び植物種子=60〜70容量部:20〜30容量部:5〜10容量部に配合し、 吹き付け対象の法面が硬岩面で、法勾配が50〜70度の場合は、 脱水した浄水発生土の解砕物:有機質肥料:保水材及び植物種子=70〜80容量部:10〜25容量部:5〜10容量部に配合し、 第1材と第2材との混合時に混合物の水分割合が45〜52%になるようにした岩盤の露出した法面用の緑化植生基盤材。
IPC (2件):
E02D 17/20 ,  A01G 1/00
FI (2件):
E02D17/20 102F ,  A01G1/00 301C
Fターム (4件):
2B022AB04 ,  2B022AB20 ,  2B022BA02 ,  2D044DA33
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 法面等の緑化工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-045239   出願人:日特建設株式会社
  • 特許第3430026号。
審査官引用 (3件)

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