特許
J-GLOBAL ID:200903012406685385

磁気共鳴画像診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-029937
公開番号(公開出願番号):特開2002-224083
出願日: 2001年02月06日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】【課題】 シングルショットEPI等の渦電流の発生量が多いシーケンスにおいて、渦電流に由来する偽像を正確に低減できる磁気共鳴画像診断装置を実現する。【解決手段】 EPIのリードアウト傾斜磁場の高速反転によって生じる動的な渦電流磁場分布を時間の関数として予備計測し、予備計測した分布データを用いて本計測信号を補正後、再構成を行う。渦電流磁場分布データは代表的なリードアウト傾斜磁場駆動条件の下で計測し、装置関数として保存しておいたデータから、本撮像のリードアウト傾斜磁場による渦電流磁場分布をシミュレーションで合成したものを用いる。サーチコイルを併用し時間分解能が高い渦電流磁場分布を得る。これにより、シングルショットEPIなどの短周期のリードアウト傾斜磁場の反転を伴うシーケンスにおいて、渦電流に由来する偽像を効果的に低減できる。また、永久磁石のヒステリシスに起因する偽像を低減できる。
請求項(抜粋):
静磁場発生手段と、傾斜磁場発生手段と、高周波磁場発生手段と、磁気共鳴信号検出手段と、画像再構成手段と、画像表示手段と、これらの制御手段とを備えた磁気共鳴画像診断装置において、傾斜磁場の駆動に伴って発生し、偽像を生じさせる磁場の分布に関するデータを予備計測として計測し、分布データを保存する機能と、本撮影を実施し、計測データを再構成処理して画像データを得て、得られた画像データを保存する機能と、上記偽像を生じさせる磁場の分布に関するデータと本撮影画像データとから、上記偽像を生じさせる磁場の分布を補正したk空間の計測データを生成し、この補正されたk空間の計測データを再構成することによって最終画像を得る機能と、を備えることを特徴とする磁気共鳴画像診断装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 376 ,  G01N 24/08 520 Y
Fターム (13件):
4C096AA17 ,  4C096AB06 ,  4C096AB18 ,  4C096AB33 ,  4C096AD12 ,  4C096AD14 ,  4C096BA42 ,  4C096CA24 ,  4C096DA03 ,  4C096DA04 ,  4C096DA14 ,  4C096DB12 ,  4C096FA04

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