特許

J-GLOBAL ID：200903012407644321

耐食性および耐界面破壊性に著しく優れた複層鋼板の製造方法

発明者： 村上 英邦
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 秋沢 政光 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-263148
公開番号（公開出願番号）：特開平7-090374
出願日： 1993年09月28日
公開日（公表日）： 1995年04月04日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、耐食性および耐界面破壊性に著しく優れた複層鋼板の製造方法を提供する。【構成】 表層成分を重量%で、C:0.0800%以下,Cr:3.0〜30.0%,N:0.0500%以下、内層成分をC:0.0200%以下,N:0.0200%以下とし、必要に応じてTi,Nbを含有させ、表層の全板厚に対する比率が片側1%〜20%,両側で2%〜40%の複層構造とし、鋳造完了以降の熱処理を950°C以下で行い、400°C〜950°Cの滞在時間を0.5秒〜30秒として製造する耐食性および耐界面破壊性に優れた複層鋼板である。【効果】 低コストにて耐界面破壊性に優れた高耐食性複層鋼板を製造することができ、プラント,建築等に使用される鋼板として、その品質の向上とコストの低減を達成し得る。

請求項（抜粋）：

鋳造時の表層成分を、重量%でC :0.0800%以下,Cr:3.0〜30.0%,N :0.0500%以下とし、鋳造時の内層成分をC :0.0200%以下,N :0.0200%以下とし、かつ表層の全板厚に対する比率が片側1%〜20%,両側で2%〜40%の複層構造とし、鋳造完了以降の熱処理を950°C以下で行い、その400°C〜950°Cの滞在時間を0.5秒〜30秒とすることを特徴とする耐食性および耐界面破壊性に著しく優れた複層鋼板の製造方法。

IPC (7件)：

C21D 8/02 ,  B22D 11/00 ,  B32B 15/01 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/40