特許

J-GLOBAL ID：200903012410058778

画像処理方法とその装置

発明者： 今野 裕司
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 大塚 康徳 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-076849
公開番号（公開出願番号）：特開平9-270001
出願日： 1996年03月29日
公開日（公表日）： 1997年10月14日
要約：

【要約】【課題】 高品質な限定色による画像形成を行うことができる画像形成方法とその装置を提供する。【解決手段】 画像の画素に対応する量子化画素を生成し、量子化画素に対応する限定色画素を生成し、前記限定色画素と前記量子化画素間の誤差を周辺画素に拡散することで、限定濃度画像を生成する画像処理方法であって、限定色画素と前記量子化画素間の誤差を周辺画素に拡散する処理は、限定色画像の画素濃度に近い量子化画素値を求める(S502)。そして、求められた量子化画素値が、量子化の最大値より小さい近傍の量子化値に等しければ、前記量子化画素値を前記最大値に変更し、前記量子化画素値が、量子化の最小値より大きい近傍の量子化値)に等しければ、前記量子化画素値を前記最小値に変更する(S503,S504,S505)。

請求項（抜粋）：

画像の画素に対応する量子化画素を生成し、前記量子化画素に対応する限定色画素を生成し、前記限定色画素と前記量子化画素間の誤差を周辺画素に拡散することで、限定濃度画像を生成する画像処理方法において、前記限定色画素と前記量子化画素間の誤差を周辺画素に拡散する処理工程は、前記限定色画像の画素濃度に近い量子化画素値を求める第1工程と、前記第1工程で求められた量子化画素値が、量子化の最大値Gより小さい近傍の量子化値(Q1)に等しければ、前記量子化画素値を前記最大値Gに変更し、前記量子化画素値が、量子化の最小値Sより大きい近傍の量子化値(Q2)に等しければ、前記量子化画素値を前記最小値Sに変更する変更工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。