特許
J-GLOBAL ID:200903012410333426

ワイヤ放電加工機のワイヤ位置決め制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201980
公開番号(公開出願番号):特開平5-042418
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 ワイヤ放電加工機において、ワイヤ電極が断線した時に、ワイヤ電極を供給源側に高速で巻き上げ可能で、その停止位置も正確なワイヤ位置決め制御装置を提供すること。【構成】 ワイヤ電極1の断線が検出された場合には、ワイヤ送給ローラ25とピンチローラ26にてワイヤ電極1を挟持して、モータ27を回転させてワイヤ電極1を巻戻す。そして、ワイヤ電極1の切断端がワイヤ端検出センサ30に検出されるとモータ27を停止させる。この時、ワイヤ電極1の切断端がオーバーランするので、モータ27を低速でワイヤ繰り出し方向に回転させ、前記切断端が再びワイヤ端検出センサ30に検出されるとモータを停止させる。
請求項(抜粋):
ワイヤ電極と他方の電極である被加工体との間に、加工液を供給するとともにパルス放電を行なって、前記被加工体を加工するワイヤ放電加工機のワイヤ位置決め制御装置において、前記ワイヤ電極の断線を検出するワイヤ断線検出手段と、該ワイヤ断線検出手段によって前記ワイヤ電極の断線を検出した場合には、加工時の送出方向とは逆方向にワイヤ電極を巻き上げるワイヤ巻上制御手段と、該ワイヤ巻上制御手段によって前記ワイヤ電極が巻き上げられた場合に、ワイヤ電極の断線した端部を検出する第1端部検出手段と、該第1端部検出手段によって前記ワイヤ電極の端部を検出した場合には、ワイヤ電極を前記巻き上げ時より低速で前記送出方向に送り出すワイヤ送出制御手段と、該ワイヤ送出制御手段によって前記ワイヤ電極が送り出された場合に、ワイヤ電極の断線した端部を検出する第2端部検出手段と、該第2端部検出手段によって前記ワイヤ電極の端部を検出した場合には、ワイヤ電極の送り出しを停止して位置決めするワイヤ位置決め制御手段と、を備えたことを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ位置決め制御装置。
IPC (2件):
B23H 7/10 ,  B23H 7/02

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