特許
J-GLOBAL ID:200903012417960213

文字認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-355872
公開番号(公開出願番号):特開平5-174193
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 限られた特徴量を有効に用いて大分類クラスタリングを行うことで、認識処理時間の短縮を図る。【構成】 処理装置12は、文字画像ファイル14のサンプル文字画像データ群についてD1、D2、D3の特徴量を抽出する。大分類グルーピング対象の全文字種を全てTOPクラスタ要素とする。まず、このTOPクラスタ要素の各文字種について、D0次元の特徴量の分布よりL、M、Hの第1層クラスタに分類する。次に、L、M、Hクラスタ要素の各文字種について、D1次元の特徴量の分布より、第2層クラスタに分類し、同様に、第2層クラスタ要素の各文字種について、D2次元の特徴量の分布より第3層クラスタに分類する。そして、各クラスタ情報を大分類辞書として辞書メモリ17に登録する。認識処理では、大分類辞書を参照し、クラスタを限定して行う。
請求項(抜粋):
サンプル文字画像データ群について複数次元の特徴量を抽出する処理と、各文字種において前記抽出された各次元の特徴量の分布より各文字種の各次元における最大特徴量及び最小特徴量を抽出する処理と、任意のクラスタにおいてクラスタ内要素をより小さな複数のクラスタに分類するために用いる特徴量上の閾値を決定する処理と、任意のクラスタにおいて該当クラスタの要素である各文字種の最大及び最小特徴量と前記閾値の比較により、該当クラスタ内の要素をより小さなクラスタに分類する処理と、クラスタリング条件及びクラスタリング情報を大分類辞書として登録する処理と、認識対象となる入力文字画像より複数次元の特徴量を抽出する処理と、該抽出した特徴量と大分類辞書内の前記クラスタリング条件を比較することにより単一あるいは複数のクラスタを特定する処理と、該特定されたクラスタのクラスタリング情報により詳細認識対象を限定する処理と、該詳細認識対象に対し詳細に認識を行うことで入力文字画像を認識する処理とを含むことを特徴とする文字認識方法。

前のページに戻る