特許
J-GLOBAL ID:200903012421505105

位相同期装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029329
公開番号(公開出願番号):特開平9-223960
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】所定周波数の発振信号を基準周波数に分周した基準信号と電圧制御発振器(以下、VCO)からの出力信号を分周した比較信号の位相差が零の付近においても、不感帯が生じない位相比較部を備えたことにより、位相雑音特性が改善された位相同期装置を得る。【解決手段】位相同期装置において、位相比較部5に3個の位相比較器7B1〜7B3と、位相比較器7B2の基準信号の入力側に設けられ適切な遅延時間だけ遅れて基準信号を入力させる遅延回路6A2と、前記位相比較器とは別の位相比較器7B3の比較信号の入力側に設けられ適切な遅延時間だけ遅れて比較信号を入力させる遅延回路6A3を設け、3個の位相比較器7B1〜7B3からの位相差信号を2個の加算器13D1,13D2でそれぞれ加算する。そして、この加算後の位相差信号をチャージポンプ9に位相差信号として供給して、VCO11によって発信させることにより、所定周波数の発振信号を基準周波数に分周した基準信号とVCO11からの出力信号を分周した比較信号の位相差が零の付近においても、不感帯が生じない位相同期装置を得る。
請求項(抜粋):
外部入力信号と発振信号との位相差を第1の位相差として検出する第1の位相比較手段と、上記外部入力信号を予め定められた時間遅延させ出力する第1の遅延手段と、この第1遅延手段の出力信号と上記発振信号との位相差を第2の位相差として検出する第2の位相比較手段と、上記発振信号を予め定められた時間遅延させ出力する第2の遅延手段と、この第2の遅延手段の出力信号と上記外部入力信号との位相差を第3位相差として検出する第3の位相比較手段と、上記第1の位相差と、上記第2の位相差と、上記第3の位相差とを加算する加算手段と、この加算手段の加算結果に基づいて発振する周波数を変化させ、上記発振信号として出力する発振手段と、を備える位相同期装置。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/087
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/08 P

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