特許
J-GLOBAL ID:200903012427736958

無線通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082002
公開番号(公開出願番号):特開平8-251064
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 無線通信における送信電力の制御誤差を小さくし、かつ、電力制御のための信号がデータフレームの中に占める割合の増加を抑えた無線通信方法を提供することを目的とする。【構成】 受信側で受信信号電力を測定し、実際の受信信号電力と所要受信信号電力の差を量子化して送信側に通知する。送信側では通知された情報にもとづいて送信電力を調節して受信側での受信信号電力が一定になるようにする。量子化のビット数又はステップサイズは、受信信号電力が所定の基準値より大きいか小さいかにより適応的に決定する。
請求項(抜粋):
複数の無線局が無線信号により接続される無線通信方法において、無線局Bは、その送信信号電力を可変にできる送信機を備え、無線局Aは、無線局Bから到来する無線信号の無線局Aでの受信信号電力と該受信信号電力の所要の基準値とを測定する手段と、[(無線局Aでの受信信号電力)<(無線局Aでの受信信号電力の前記基準値)]であれば、[(無線局Aでの受信信号電力)-(無線局Aでの所要受信信号電力)][dB]に対応する信号電力を[-P・2<SP>(K-1)</SP> ≦Y<SB>1</SB> ≦P・2<SP>(K-1)</SP> ](Kは1以上の整数、Pは正の実数)の範囲で、ステップサイズPでKビット量子化した電力制御信号の値Y<SB>1</SB> を決定し、電力制御信号Y<SB>1</SB> および該電力制御信号のビット長がKであることを示す情報とを無線局Aから無線局Bへの送信信号中に付加し、[(無線局Aでの受信信号電力)≧(無線局Aでの受信信号電力の前記基準値)]であれば、[(無線局Aでの受信信号電力)-(無線局Aでの所要受信信号電力)][dB]に対応する信号電力を[-P・2<SP>(L-1)</SP> ≦Y<SB>2</SB> ≦P・2<SP>(L-1)</SP> ]の範囲で、ステップサイズPでLビット量子化(LはK≧Lをみたす1以上の整数)した電力制御信号の値Y<SB>2</SB> を決定し、電力制御信号Y<SB>2</SB> および該電力制御信号のビット長がLであることを示す情報とを無線局Aから無線局Bへの送信信号中に付加する手段とを備え、無線局Bは、これらの信号に基づいて無線局Bの送信信号電力を電力制御信号のビット長がKの場合には、[(調節直前の無線局Bの送信信号電力)-Y<SB>1</SB> ][dB]に調節し、電力制御信号のビット長がLの場合には、[(調節直前の無線局Bの送信信号電力)-Y<SB>2</SB> ][dB]に調節することを特徴とする無線通信方法。

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