特許
J-GLOBAL ID:200903012428318190

触媒燃焼加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-151266
公開番号(公開出願番号):特開2000-220805
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】 始動用燃料としてメタノールを使用する触媒燃焼加熱装置において、外気温が低い場合でも、ヒータ電力の増大や装置の大型化を伴わずに、装置を速やかに始動させて、良好に触媒燃焼を開始する。【解決手段】 メタノール供給路31からのメタノールをメタノール気化器3で気化して支燃ガス供給路7からの支燃ガスとともに触媒付熱交換器2に供給する第1の燃料ガス供給手段と、水素貯蔵容器81内の水素を水素供給路8より支燃ガス供給路7からの支燃ガスとともに触媒付熱交換器2に供給する第2の燃料ガス供給手段を設ける。始動時に外気温が低い場合には、まず、第2の燃料ガス供給手段を作動させて、触媒燃焼可能な温度が低い水素の触媒燃焼熱でフィン23表面の触媒温度を上昇させ、メタノールの触媒燃焼可能な温度に達したら、第1の燃料ガス供給手段に切り換えることで、早期に装置を始動させることができる。
請求項(抜粋):
容器内に、燃料ガスが流れる燃料ガス流路と被加熱流体が流れる被加熱流体流路とを接触させて設け、上記燃料ガス流路内に燃料ガスと接触して酸化反応を生起する酸化触媒層を設けた触媒付熱交換器を備え、燃料ガスの酸化反応熱で被加熱流体を加熱する触媒燃焼加熱装置であって、メタノール貯蔵手段と、メタノール貯蔵手段からのメタノールを水とともに被加熱流体として上記被加熱流体流路内に供給する被加熱流体供給手段と、メタノール貯蔵手段からのメタノールを気化して支燃ガスとともに上記燃料ガス流路に供給する第1の燃料ガス供給手段と、水素貯蔵手段と、水素貯蔵手段からの少量の水素を支燃ガスとともに上記燃料ガス流路に供給する第2の燃料ガス供給手段とを有することを特徴とする触媒燃焼加熱装置。
IPC (3件):
F23C 11/00 306 ,  H01M 8/04 ,  C01B 3/32
FI (4件):
F23C 11/00 306 ,  H01M 8/04 X ,  H01M 8/04 G ,  C01B 3/32 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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