特許
J-GLOBAL ID:200903012437724087
静電潜像現像用トナー組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1998000545
公開番号(公開出願番号):WO1998-036327
出願日: 1998年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月20日
要約:
【要約】本願発明はフラッシュ光により記録媒体上のトナー像を定着する画像定着装置を備えた画像形成方法で用いられる、少なくとも結着樹脂、着色剤、および荷電制御剤からなるトナー組成物において、330°Cで90秒間加熱することによって発生するベンゼンの発生濃度が60μg/g以下であることを特徴とする静電潜像現像用トナー組成物に係り、フィルター寿命が長いか、もしくはフィルターを用いる必要のない静電潜像現像用トナー組成物を提供する。
請求項(抜粋):
1 少なくとも結着樹脂、着色剤及び荷電制御剤からなり、330°Cで90秒間加熱することによって発生するベンゼンの発生濃度が60μg/g以下であることを特徴とするフラッシュ定着に用いられる静電潜像現像用トナー組成物。2 ベンゼンの発生濃度が40μg/g以下であることを特徴とする請求項1記載のフラッシュ定着に用いられる静電潜像現像用トナー組成物。3 結着樹脂がポリエステル系樹脂であることを特徴とする請求項1記載のフラッシュ定着に用いられる静電潜像現像用トナー組成物。4 トナーが正帯電性であることを特徴とする請求項1記載のフラッシュ定着に用いられる静電潜像現像用トナー組成物。5 荷電制御剤がニグロシン系化合物であることを特徴とする請求項1記載のフラッシュ定着に用いられる静電潜像現像用トナー組成物。6 荷電制御剤が第4級アンモニウム塩化合物であることを特徴とする請求項1記載のフラッシュ定着に用いられる静電潜像現像用トナー組成物。7 荷電制御剤がトリフェニルメタン系化合物であることを特徴とする請求項1記載のフラッシュ定着に用いられる静電潜像現像用トナー組成物。8 ニグロシン系荷電制御剤を100°C以上250°C以下の温度で、かつ0.2MPa以下の真空度で真空加熱処理することを特徴とする、ベンゼン発生量の少ないニグロシン系荷電制御剤の製造方法。9 真空度を0.05MPa以下とすることを特徴とする請求項8記載のベンゼン発生量の少ないニグロシン系荷電制御剤の製造方法。10 ニグロシン系荷電制御剤を有機溶剤で洗浄処理することを特徴とするベンゼン発生量の少ないニグロシン系荷電制御剤の製造方法。11 フラッシュ光の光源から発せられ、記録媒体上のトナー像に付与されるべき放射エネルギーを部分的に制限する制限体を、前記光源と記録媒体との間に備えていることを特徴とする画像定着装置。12 少なくとも結着樹脂、着色剤及び荷電制御剤からなるトナー組成物をフラッシュ定着させるに際して、第4級アンモニウム塩化合物、トリフェニルメタン系化合物、または、100°C以上250°C以下の温度で、かつ0.2MPa以下の真空度で真空加熱処理されたニグロシン系化合物からなる群から選ばれた荷電制御剤を用いることを特徴とするトナー組成物の定着方法。
IPC (3件):
G03G 9/08
, G03G 9/097
, G03G 15/20
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