特許
J-GLOBAL ID:200903012445720473

シール付スラスト軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-170763
公開番号(公開出願番号):特開平8-028579
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 上下両面とも雨水等の進入を有効に防止でき、しかも外輪3とシールリング12cとの分離防止を確実に図れる構造を得る。【構成】 外輪3外周縁部の第二の円筒部9に、芯金10とシール材11bとを備えたシールリング12cを装着する。シールリング12cは第一、第二のシールリップ17b、18bを有し、これら両シールリップ17b、18bにより、上下両面のシールを図る。シール材11bは芯金10を構成する第三の円筒部19の上半部に設け、この第三の円筒部19の下半部にかしめ部24を形成可能にする。
請求項(抜粋):
片面に第一の軌道を、外周縁部にこの片面側に突出する第一の円筒部を、それぞれ有する円輪状の第一の軌道輪と、上記第一の軌道と対向する片面に第二の軌道を、外周縁部に上記第一の円筒部の外径寸法よりも大きな内径寸法を有する第二の円筒部を、それぞれ有する第二の軌道輪と、上記第一の軌道と第二の軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、全体を円環状に形成されて上記第二の円筒部の外周面に装着されたシールリングとを備えたシール付スラスト軸受に於いて、上記シールリングは芯金と弾性材製のシール材とから成り、このうちの芯金は、上記第二の円筒部に外嵌された第三の円筒部と、この第三の円筒部の一端縁から直径方向内方に折れ曲がってその内側面を上記第二の円筒部の先端縁に当接させた内向フランジ状の折れ曲がり部と、上記第三の円筒部の他端寄り部分を直径方向内方に絞る事で上記第二の円筒部の基端部に存在する湾曲部にかしめ付けたかしめ部とを備え、上記シール材は、基部と、この基部の外周面から二又に分岐した第一、第二のシールリップとを備え、このうちの基部の内周縁は、上記第三の円筒部の外周面一端寄り部分に結合されており、上記第一のシールリップの先端縁は自由状態に於いて、上記第一の軌道輪の他面よりも上記第一の軌道面と反対側に突出し、上記第二のシールリップの先端縁は自由状態に於いて、上記第二の軌道輪の他面よりも上記第二の軌道面と反対側に突出する事を特徴とするシール付スラスト軸受。
IPC (2件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/30

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