特許
J-GLOBAL ID:200903012451775042

高周波増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-066252
公開番号(公開出願番号):特開平7-283668
出願日: 1994年04月04日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 高利得及び高出力動作が可能な高周波増幅器を得る。【構成】 各入力伝送線路24には、その湾曲部の外周の一部から平面視外方に突出して2つの突出部4がそれぞれ延設される。各突出部4は金ワイヤ6及びコンデンサ5を介して接地される。コンデンサ5の容量は、GaAsFETチップ1に入力される高周波信号からみて無視できるレベルの容量に設定される。金ワイヤ6及びコンデンサ5とからなる補助手段を構成し、この補助手段と突出部4とにより短絡終端線路11を形成する。この短絡終端線路11の線路長を入力端子2に入力される高周波信号の1/4波長より短くなるように設定する。【効果】 入力伝送線路上における信号伝播経路の違いによって生じる高周波信号の位相差を最小限に抑えて、高利得及び高出力動作を行う。
請求項(抜粋):
所定の周波数の高周波信号を受ける入力端子と、複数の入力部を有し、前記複数の入力部に与えられた信号をそれぞれ増幅する増幅部と、前記入力端子と前記増幅部の前記複数の入力部との間に電気的に介挿され、前記入力端子側のインピーダンスと前記増幅部側の入力インピーダンスとの整合をとる入力整合回路とを備えた高周波増幅器において、前記入力整合回路は、前記入力端子から前記入力部に至る入力信号伝播方向に漸次拡開状の平面形状を有する入力伝送線路を備え、前記入力伝送線路は、その外周の一部から外方に突出して形成される突出部を有し、前記突出部に電気的に接続され前記突出部とともに、前記入力伝送線路の外周近傍を流れる前記高周波信号に対し誘導性を発揮する誘導補助手段をさらに備えたことを特徴とする高周波増幅器。
IPC (3件):
H03F 3/60 ,  H01P 5/02 ,  H01P 5/08

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