特許
J-GLOBAL ID:200903012453032896

韻律制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053159
公開番号(公開出願番号):特開平9-244680
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 発話様式が異なる文章の音声と単語の音声とを結合して音声を合成する場合、合成結果が自然な音声に聞こえるようにする。【解決手段】 種々の単語の音声を登録したデータベース1と種々の文章の定型部分の音声を登録したデータベース5の他に、それら単語の韻律を登録したテーブル3と、それら文章の単語部分がもつべき韻律の範囲を登録したテーブル7とが用意される。まず、所望の単語の音声と韻律とを読み出し、かつ、所望の文章の定型部分の音声と単語部分の韻律範囲とを読出す。次に、その単語の韻律23とその文章の単語部分の韻律範囲27とを比較し、両者の韻律の差分29を計算する。次に、その単語の音声21に対し、差文29に基づいた韻律制御17を施すことにより、その単語の音声21を、韻律範囲27に収る韻律をもった音声31に変換する。そして、変換された単語音声31を、その文章の定型部分の音声25に結合して、完全な文章の音声33を合成する。
請求項(抜粋):
単語部分と定型部分とを有する文章の前記定型部分の音声と、前記単語部分に入るべき単語の音声とを結合して、前記文章の全体の音声を合成するシステムのための、前記単語の韻律を前記文章に適合するように制御する装置において、前記単語の音声と韻律を取得する単語取得手段と、前記文章の単語部分の韻律範囲を取得する韻律範囲取得手段と、取得された前記単語の韻律と前記単語部分の韻律範囲とを比較する韻律比較手段と、取得された前記単語の音声に対し、前記韻律比較手段からの比較結果に基づく韻律制御を行い、それにより、前記単語の音声を、前記韻律範囲に存在する韻律をもった制御された単語の音声に変換する韻律制御手段と、を備えたことを特徴とする韻律制御装置。
IPC (5件):
G10L 3/00 ,  G10L 5/02 ,  G06F 17/21 ,  G06F 19/00 ,  G06F 17/28
FI (5件):
G10L 3/00 Q ,  G10L 5/02 J ,  G06F 15/20 568 A ,  G06F 15/30 320 ,  G06F 15/38 V

前のページに戻る