特許
J-GLOBAL ID:200903012458220542

塑性加工されたアルミニウム合金鋳物,アルミニウム合金鋳物の製造方法及び塑性変形を利用した締結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-009798
公開番号(公開出願番号):特開2001-200325
出願日: 2000年01月19日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】【目的】 共晶組織の粗大な偏析を抑え、塑性変形を伴ったカシメ等によって他部品を締結できるアルミニウム合金鋳物を提供する。【構成】 このアルミニウム合金鋳物は、Si:6.5〜8.0%,Mg:0.25〜0.45%,Fe:0.08〜0.40%,Ca:0.001〜0.01%,P:0.0015%未満,Ti:0.02〜0.1%,B:0.001〜0.01%、必要に応じてCr:0.05〜0.3%,Mn:0.05〜0.2%の1種又は2種を含み、表面から深さ1mmまでの表層部にあるα-Al相と中心部にあるα-Al相との平均粒径の差が50μm以下に規制され、共晶組織の最大径が400μm以下に抑えられた金属組織をもつ。成分調整されたアルミニウム合金溶湯を0.05〜0.25m/秒で金型に充填し、30MPa以上の圧力を加えた状態で液相線と固相線との間の温度域を20°C/秒以上で冷却することにより製造される。
請求項(抜粋):
Si:6.5〜8.0質量%,Mg:0.25〜0.45質量%,Fe:0.08〜0.40質量%,Ca:0.001〜0.01質量%,P:0.0015質量%未満,Ti:0.02〜0.1質量%,B:0.001〜0.01質量%,残部が実質的にAlの組成をもち、表面から深さ1mmまでの表層部にあるα-Al相と中心部にあるα-Al相との平均粒径の差が50μm以下に規制され、共晶組織の最大径が400μm以下に抑えられた金属組織をもち、塑性変形した一部に他部材が締結されていることを特徴とする塑性加工されたアルミニウム合金鋳物。

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