特許
J-GLOBAL ID:200903012463074732

スイッチ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-151309
公開番号(公開出願番号):特開平10-341140
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は、複数の半導体を組み合わせてリレーを代替する機能を備えた回路を構成し、その制御を工夫することで故障時にはスイッチ開放側に制御する非対称特性を実現した、フェールセーフスイッチとしてのスイッチ回路を提供することである。【解決手段】 A側、B側のふたつの経路を設けたことにより、常に、鉄道の信号回路中の信号を遮断することなく、フェールセーフスイッチ1を構成する全てのフォトMOSリレーの故障チェックを行うことができ、また、異常を発見したときには全てのフォトMOSリレーをOFFにするように制御することにより、故障したフォトMOSリレーと直列接続された他方のフォトMOSリレーをOFFにすることができ、故障したフォトMOSリレー側の経路を確実に遮断することが可能となるため、万が一の事故にも対応できる、安全性の高いフェールセーフスイッチを実現することができる。
請求項(抜粋):
所定の信号源が入力端に接続され、出力端に所定の負荷が接続された信号ラインの途中に直列に接続され、外部から入力される制御信号によりスイッチング動作が制御されることにより該信号ラインを開閉して、前記信号源から入力される信号の前記負荷への伝達状態を制御するスイッチ回路において、前記信号ラインの途中に直列に接続されて、それぞれ制御端子を備えた複数の半導体スイッチング素子から構成された第1のスイッチング回路と、この第1のスイッチング回路と並列に接続されて、それぞれ制御端子を備えた複数の半導体スイッチング素子から構成された第2のスイッチング回路と、前記各半導体スイッチング素子の動作調査用の信号を発生する動作調査用信号源と、前記第1、第2のスイッチング回路内の各半導体スイッチング素子の各動作調査状態を前記動作調査用信号に基づいて出力する動作状態出力端子と、前記第1、第2のスイッチング回路の一方を常に閉状態として前記信号ラインに信号伝達経路を確保するように該各スイッチング回路内の各半導体スイッチング素子を制御する制御信号を出力するとともに、該閉状態にない一方のスイッチング回路内の各半導体スイッチング素子を順次スイッチング動作させる制御信号を出力して、当該スイッチング動作中の各半導体スイッチング素子に前記動作調査用信号源から発生される動作調査用信号を供給させて、当該スイッチング動作中の各半導体スイッチング素子の各動作調査状態を前記動作状態出力端子から出力させる制御手段と、を備えたことを特徴とするスイッチ回路。
IPC (2件):
H03K 17/687 ,  H03K 17/00
FI (2件):
H03K 17/687 A ,  H03K 17/00 B

前のページに戻る