特許
J-GLOBAL ID:200903012464111151

音質評価装置および音質評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-058655
公開番号(公開出願番号):特開平10-253440
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 騒音の構成音の中で耳障りな音として認識され、大きさや周波数の変化するようなキーン音の評価を行うことを目的とする。【解決手段】 騒音を記録した評価対象データ1を聴感補正部2にて人間の感覚の感度に応じた周波数補正を行う。次に、周波数分析部3が一定時間間隔ごとの周波数スペクトルを計算し、周波数ピーク検出部4にて周波数ピークを検出し、キーン音のみを抽出する。特徴量演算部5は周波数ピークからある区間ごとの特徴量、たとえば周波数ピークのピーク突出量の合計が求められる。この特徴量は音質評価部6において、キーン音大きさ評価部6aでは特徴量の平均値が計算され、キーン音変動性評価部6bにおいては特徴量の分散が計算される。これで、時間軸方向おけるキーン音の大きさおよび変動の指標が求められる。
請求項(抜粋):
騒音を構成している構成音の中で大きさや周波数が変化する純音を評価する音質評価装置において、測定対象とする音のデータを入力し、測定対象時間を等間隔に分割し、分割した各々の時間間隔ごとに前記データの周波数スペクトルを求める周波数分析手段と、前記周波数分析手段によって求められた一定の時間間隔ごとの周波数スペクトルの各々に含まれる周波数ピークを検出する周波数ピーク検出手段と、前記周波数ピーク検出手段によって検出された周波数ピークの特徴に基づいて、一定の時間間隔ごとの特徴量を計算する特徴量演算手段と、前記特徴量演算手段によって計算された一定の時間間隔ごとの特徴量から純音を評価する音質評価手段と、を備えていることを特徴とする音質評価装置。
IPC (2件):
G01H 3/00 ,  G01H 3/08
FI (2件):
G01H 3/00 A ,  G01H 3/08

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