特許
J-GLOBAL ID:200903012474603710
建設機械の作業範囲制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-311374
公開番号(公開出願番号):特開平6-136783
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】[目的] 油圧ショベルが、上部旋回体を下部走行体の前方に対してたとえば略40°だけ旋回した状態で、あるいはまた作業範囲内に障害物が存在するときに掘削作業を行うと、バケットをクローラまたは障害物に衝突させることがあり、安全上またメンテナンス上、具合が悪かった。この問題点を解決する。[構成] 本発明の建設機械の作業範囲制御方法では、平面視で旋回中心を中心として、その旋回中心からクローラの前部外側端までの距離にバケットのツース先端回転半径を加えた長さを半径として基準の境界円を設定し、その境界円の位置をコントローラに入力せしめ、また上記境界円の半径の大きさを所要に応じて調整できるようにし、その境界円にアーム先端部ピンの位置が到達したとき、作業アタッチメントが予め設定された動作を行うようにした。
請求項(抜粋):
上部旋回体のフロント部に、ブーム、アーム、バケットを順次連結した作業アタッチメントを取付け、その作業アタッチメントの回転角度位置を検出する手段をそなえている建設機械の作業範囲制御方法において、平面視で旋回中心を中心として、その旋回中心からクローラの前部外側端までの距離にバケットのツース先端回転半径を加えた長さを半径として基準の境界円を設定し、その境界円の位置をコントローラに入力せしめ、また上記境界円の半径の大きさを所要に応じて調整できるようにし、かつ境界円の内側のエリアを作業制限域に、また外側のエリアを作業範囲域に設定し、作業アタッチメントのアーム先端部ピン位置が上記境界円に到達したとき、コントローラからアームシリンダに対して電油変換器を介してアーム引き中止指令信号を出力するようにしたことを特徴とする建設機械の作業範囲制御方法。
IPC (2件):
引用特許:
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