特許
J-GLOBAL ID:200903012480886651

立体表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024346
公開番号(公開出願番号):特開平9-218376
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 輻輳調節と焦点調節とにより得られた距離の情報の不一致を減少させ、疲労感の少ない2眼式の立体表示装置を提供する。【解決手段】 本発明の立体表示装置は、輻輳角から注視点までの距離を求める輻輳距離演算部5と、上記距離に基づいて表示像面の表示サイズ(画角)を観察者に対して常に一定に保ったまま、表示像面を両眼に対して前後方向に移動させるために画像表示部2と結像光学系3との移動量および移動方向を決定する制御部6と、上記決定に基づいて画像表示部2と結像光学系3とを移動させる駆動部7とを備えている。これにより、上記表示像面までの距離、即ち焦点調節によって得られる距離を観察者が輻輳調節によって認識している注視点までの距離に近づけることができるので、両者の不一致による不快感が減少する。
請求項(抜粋):
左右それぞれの眼に見せる2次元画像を表示する画像表示手段と、上記2次元画像の虚像を作り出す結像光学手段とを備えた立体表示装置において、左右それぞれの眼に対して設けられており、上記虚像の注視点を見ているときの視線の方向を検出し、眼の輻輳角を求める視線検出手段と、上記輻輳角に基づいて上記注視点までの距離を演算する輻輳距離演算手段と、この輻輳距離演算手段の演算結果に基づいて、上記虚像を両眼に近づく方向または遠ざかる方向に移動させる虚像移動手段とを備えていることを特徴とする立体表示装置。
IPC (3件):
G02B 27/22 ,  G03B 35/18 ,  H04N 13/04
FI (3件):
G02B 27/22 ,  G03B 35/18 ,  H04N 13/04

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