特許
J-GLOBAL ID:200903012482852029

水性の分枝ポリマー分散剤を含有する顔料分散液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-520744
公開番号(公開出願番号):特表2001-503098
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】分散された顔料、水性キャリヤー、および分枝ポリマー分散剤(結合剤)を含有する水性塗料の形成に用いられる水性分散液であって;その分枝ポリマーが約5,000〜100,000の重量平均分子量を有し、および20〜80重量%の親水性主鎖および対応して80〜20重量%のマクロモノマー側鎖を含有し;その主鎖がエチレン性不飽和モノマーの重合物であり、およびその主鎖の重量を基準として2〜30重量%のエチレン性不飽和モノマーの重合物が酸官能基を有し;少なくとも10%のその酸官能基がアミンまたは塩基によって中和され、およびその主鎖が側鎖に比較して親水性であり;その側鎖は、エチレン性不飽和基により主鎖中に重合される重合したエチレン性不飽和モノマーのマクロモノマーであり、およびそのマクロモノマーが約1,000〜30,000の重量平均分子量を有し、および結合剤に対する顔料の重量比が約1/100〜200/100である水性分散液。
請求項(抜粋):
分散された顔料と、水性キャリヤーと、分枝ポリマー分散剤とを含む、水性塗料に用いられる水性顔料分散液であって; 前記分枝ポリマーが、約5,000〜100,000の重量平均分子量を 有し、および20〜80重量%の親水性主鎖および80〜20重量%のマク ロモノマー側鎖を含み; 前記主鎖が、エチレン性不飽和モノマーの重合物からなり、および前記主 鎖の重量を基準として2〜30重量%のエチレン性不飽和モノマーの重合物 がカルボン酸官能基を有し;ここで少なくとも10%のカルボン酸官能基が アミンまたは無機塩基を用いて中和され、および前記主鎖が前記側鎖に比較 して親水性であり; 前記側鎖が、エチレン性不飽和基により前記主鎖中に重合している、エチ レン性不飽和モノマーの重合物から成り、および前記マクロモノマーが約1 ,000〜30,000の重量平均分子量を有し;および ここで、前記主鎖およびマクロモノマーが、カルボン酸官能基を含有しな いエチレン性不飽和モノマーの重合物からさらに構成され、そのモノマーが 、アルキルアクリレート類、アルキルメタクリレート類、環状脂肪族アクリ レート類、環状脂肪族メタクリレート類、芳香族アクリレート類、芳香族メ タクリレート類、スチレン、アルキルスチレン、アクリロニトリル、ヒドロ キシアルキルアクリレート類、ヒドロキシアルキルメタクリレート類、およ びそれらの混合物から成る群から選択され、および前記主鎖のカルボン酸官 能基を含有するエチレン性不飽和モノマーが、アクリル酸およびメタクリル 酸から成る群から選択され、前記のアルキル基、環状脂肪族、および芳香族 基のそれぞれは1から12個の炭素原子を有し、および結合剤に対する顔料 の重量比が、約1/100〜200/100であることを特徴とする水性顔料分散液。
IPC (4件):
C08L 55/00 ,  C08F290/04 ,  C09D 7/12 ,  C09D155/00
FI (4件):
C08L 55/00 ,  C08F290/04 ,  C09D 7/12 Z ,  C09D155/00
引用特許:
審査官引用 (10件)
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