特許
J-GLOBAL ID:200903012484288910

熱可塑性樹脂の多段押出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-209297
公開番号(公開出願番号):特開平5-050487
出願日: 1991年08月21日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】溶融熱可塑性樹脂と添加剤との充分な混合状態を得、且つ後段の押出機の押出し量が不足するのを防止する。【構成】押出機1が押出す熱可塑性樹脂4を熱可塑性樹脂造粒機23で造粒する。得られた熱可塑性樹脂粒子4bが供給される押出機11では、熱可塑性樹脂粒子4bが粒状を保持している箇所に添加剤12の注入を行う。熱可塑性樹脂粒子4bの造粒量を検出するレベル計27の出力が入力される第1の制御器28は、造粒機23での造粒量が一定となるように押出機1のスクリュー8の回転数を制御する。第2段の押出機11のスクリュー18の回転数を検出するセンサ29の出力が入力される第2の制御器30では、スクリュー18の回転数に応じて造粒機23の造粒速度及び添加剤5,12を供給するポンプ7,17の回転数を制御する。
請求項(抜粋):
複数台の押出機を前段の押出機から後段の押出機に熱可塑性樹脂を供給するように順次連結し、2段目以後の押出機内の熱可塑性樹脂に添加剤を加えて混練を行う熱可塑性樹脂の多段押出し方法において、前記添加剤が加えられる押出機とその前段の押出機との間で該前段の押出機が押出す前記熱可塑性樹脂を熱可塑性樹脂造粒機で造粒し、得られた熱可塑性樹脂粒子を前記添加剤が加えられる押出機に供給し、該添加剤が加えられる押出機では前記熱可塑性樹脂粒子が粒状を保持している箇所に対して前記添加剤の注入を行い、前記熱可塑性樹脂造粒機で造粒する前記熱可塑性樹脂粒子の造粒量を検出して該造粒量が一定となるように前記前段の押出機のスクリュー回転数を制御し、且つ前記添加剤が加えられる押出機のスクリュー回転数を検出してその回転数に応じて前記熱可塑性樹脂造粒機の造粒速度及び前記添加剤の供給量を制御することを特徴とする熱可塑性樹脂の多段押出し方法。
IPC (4件):
B29C 47/50 ,  B29B 11/02 ,  B29C 47/10 ,  H01B 13/14

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