特許
J-GLOBAL ID:200903012487254154

カラー感熱プリント方法及びプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-249553
公開番号(公開出願番号):特開2000-071495
出願日: 1998年09月03日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 記録用サーマルヘッドを用いて保護層を平滑化処理する。【解決手段】 記録紙10のプリント方向への送りにおいて、発熱素子66の中心がプラテンローラ35の中心に対して、オフセット量OS1分だけ下流側にずれるように配置する。記録時においては、発熱素子66よりも下流側の記録紙接触領域LCRの長さが短くなる。LCRを通過する間に、グレーズ層65で記録紙10が急に冷却されることがなく、これに起因する濃度むらの発生が抑えられる。シアン記録後に、記録時とは逆に記録紙10を戻して、各発熱素子66が均一に発熱するように駆動し、保護層の平滑化処理を行う。LCR長が長くなるので、記録紙10がグレーズ層65に接触している時間が長くなり、保護層が急速に冷却されて、ガラス転移点以下になる。保護層が硬化した後に、この保護層がグレーズ層65から離れるので、ブロックキング防止剤等の添加剤が表面に浮きでることがなく、保護層の表面が平滑化される。
請求項(抜粋):
熱感度及び発色する色が異なった第1〜第3の感熱発色層と、これらのうち最も上に位置する第3の感熱発色層の上に層設された保護層とを有するカラー感熱記録紙を、記録紙送り手段により、プリント方向と、このプリント方向とは逆の戻し方向とに交互に送り、多数の発熱素子がライン状に形成されたサーマルヘッドと、このサーマルヘッドにカラー感熱記録紙を圧着させるプラテンローラとを用いて、前記プリント方向への3回の記録紙送り時に、各感熱発色層をサーマルヘッドで加熱して上層から順番に発色させるとともに、第3及び第2の感熱発色層に対しては、その記録直後に各感熱発色層に特有な電磁線を照射して定着させて、カラー感熱記録紙にカラー画像をプリントするカラー感熱プリント方法において、前記第1の感熱発色層の記録後に、前記サーマルヘッドとプラテンローラとでカラー感熱記録紙をニップさせてカラー感熱記録紙を戻し方向に送るとともに、第1の感熱発色層が発色することのない範囲でサーマルヘッドを加熱し、保護層の平滑化処理を施すようにしたことを特徴とするカラー感熱プリント方法。
IPC (5件):
B41J 2/325 ,  B41J 2/32 ,  B41J 29/00 ,  B41M 5/26 ,  B41M 5/34
FI (5件):
B41J 3/20 117 C ,  B41J 3/20 109 J ,  B41J 29/00 H ,  B41M 5/18 T ,  B41M 5/18 N
Fターム (21件):
2C061AQ04 ,  2C061AR01 ,  2C061AS02 ,  2C061AS06 ,  2C061CK00 ,  2C061CK07 ,  2C065AA01 ,  2C065AB01 ,  2C065CJ02 ,  2C065CJ05 ,  2C065CJ07 ,  2C065CJ09 ,  2C065DC21 ,  2C065DC23 ,  2C065DC24 ,  2C065DC29 ,  2H026AA07 ,  2H026AA13 ,  2H026AA32 ,  2H026DD55 ,  2H026FF11

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